筒井則行さんのくるみのお皿作りのワークショップに参加してきました!
上前津にあります、十二ヶ月 さんというお店。
お店の名前は聞いたことがありましたが、
このエリアにはあまり行くことがなく。
地図が理解できない私はこうめちゃんに案内してもらって、今回初めて行きました。
席には彫刻刀と小刀と軍手。
くるみの木の板がたくさん並べられていました。
掘ること1時間強。
端の幅は自分の好みで決めて、
端の掘り始めが揃うように整えていきます。
と言いつつ、大事な部分はほとんど筒井さんに仕上げてもらいました。
そんな気軽に頼んでいいものなのか分かりませんが、すごく優しい方でした。
やった!おもて面ができた!
と思ったのもつかの間、
今度はお皿の裏面に続きます。
これがなかなかの力仕事。
お皿の裏面は4つの面の縁を薄くして、
持ちやすくします。
角を小刀で削ぎ落としていく作業。
軍手をつけて、かなり苦戦。
彫刻刀の作業は素人ながらにもなんとなく進められるのですが、
小刀の作業は力とコツが必要。
モタモタしながらなかなか進められないでいると、
あまりの不器用さを見かねたのか筒井さんがささーっと終わらせてくれました。
あ、すみません。。
その後は角を全体に少しだけヤスリがけをして、
両面にくるみオイルを塗ったら完成です!
左がこうめちゃん、右が私の作ったもの。
木に節が入っていて、無垢材らしくいい味です。
私の方は木のなかに薄く曲線があって、
それがこの木の部分の良さなのかと思います。
それより私の彫刻刀の彫り方が歪んでいるのが気になりますが、これも良い思い出ということで。
作業の後にはお待ちかねのケーキタイムです!
素敵なお皿で、ダークチェリーのチーズケーキをいただきました。
どちらのお皿も可愛い!
2時間強の必死な作業のあとの幸せな時間。
美味しいケーキと筒井さんのあたたかい人柄に、なんだか癒されました。
ワークショップからケーキタイムまで、
全て大満足の内容でした。
さらにお値段もすごく良心的で、誘ってくれたこうめちゃんにも感謝です。
くるみのお皿は一度洗ったら翌日から使えるとのこと。
早速くるみパンをのせました。
お皿と随分色は違いますが、
恐らくこのお皿も使い込むとこのような深い色になるはず。
お皿も油ものやお料理などにどんどん使うと、
色がどんどん深くなるのだそうです。
木のお皿のもう1つの魅力は、
温めたパンの湿気がパンに戻ってこないこと!
トーストしたパンを陶器のお皿にのせると、
パンのお皿と触れ合う面が多少しっとりします。
この木の器はある程度の水分を含んでくれるので、両面サクサクのままなんだそう。