私「世界一幸せな国、の国民であることをどう思う?」
デンマーク人「それ、よく外国人から聞かれるんだけど、何なのその統計?迷惑なんだけど」
私「え、デンマークでは有名な話じゃないの?」
デンマーク人「外国人の友達に聞いて初めて知ったよ。誰にどう質問したら、その結果になるのかな?本当不思議なんだけど!」
ランチタイムに私+デンマーク人3人との会話。
彼らに「世界一幸せな国」の国民である自覚はなく、なぜそうなのかも不思議がっているという様子。挙句の果てに、
デンマーク人「私たちのどのあたりが世界一幸せだと思う?沢山いろんな国旅してるんでしょ、教えてよ」
私「・・・」
振り返れば、デンマーク到着日に感じた謎の違和感「この国が世界一幸せな国?」をずっと引きずって生活しています。
それは出国前に、多くの人から「世界一幸せな国に住めるなんて、ラッキーだね!」と言われすぎたからかもしれません。もしくは、日本中にあふれている「北欧いいよね!」というイメージに飲み込まれていただけなのかもしれません。
*2016年国連幸福度ランキング 1位デンマーク (ちなみに日本は46位)
労働時間が週37時間だから、教育や病院が無料だから、老後の心配がいらないから、だれもが一度は聞いたことがあるであろう北欧ismを並べると確かに幸せそうではありますが、それは消費税25%(一部税率は異なる)や所得税40~60%を考慮すると当たり前のような気もします。
個人的には、北欧大好き!デンマーク大好き!というバイアスはあまりないかと思ってるので、冷静にデンマーク人や周りに集う外国人との対話から何とか「幸せ」という言葉を巡る謎解きしをたいと常に思っています。
とりあえず、今日は「デンマーク人が世界一幸せな国と言われていることは、当の本人はあまり知らないらしい」ということは分かりました
当の本人たち、テンション低いなぁ。。。
(ちなみにデンマーク人は北欧のラテン系と言われています)
ということで、話の続きはまた今度!
↓のんびりした時間が流れているのは確かです