コペンハーゲンに来て一ヶ月強。個人的には2年くらい住んだかのような濃過ぎな日々です。
色々衝撃はあるのですが、もはや衝撃じゃなく笑撃なのが離婚率。ここ一ヶ月で出会ったデンマーク人《18歳から55歳の25人くらい》の血縁関係のある両親の離婚率はほぼ100%！！
そして、その子供世代である多くの20,30代は結婚せずに家族《勿論子供含む》を持ちます。これも私の身辺調査的には80%。パートナーのどちらかが外国籍の場合は法的に必要あり他国の常識と現状維持を心から望み結婚している、という感覚です。※あくまで個人の印象です
離婚率の高い国ランキングに現状入ってこないのは「そもそも結婚してないし」と軽やかに回答が返ってくるここデンマークは本当に「世界一幸せな国」なのか《国連の幸福度ランキングより》、色々な視点で観察するのがもはや私のライフワークにもなってきました。
先日、デンマーク人で仲良くしてもらっている女性からホームステイにこないか、とお誘いがありました。
保守的なデンマーク人から早速こんなお誘いを頂き嬉しい限りで飛びついたら「ユリにはデンマークという国がいかにクレイジーか知ってほしいと思ってる。スカンジナビアLOVEみたいな人じゃなさそうだからこそ、デンマークの現状やスタンダードを早い段階で知ってほしい」と。
彼女いわく、本人たちは一般的なデンマーク家庭という。まずお邪魔したのがママとボーイフレンドとボーイフレンドの息子と住んでいる彼女のお家。そして翌日は、父と弟が住んでいるというお家。そしてその翌日は、祖父のお家、そして祖母と祖母の新しい夫のお家…
たりーん(⌒-⌒; ) わからーん！
各お家は愉快で、みんな遠いアジアから来た私をすごくもてなしてくれまして、みんなとっても明るいのです。
ただ、3.5日間そんなスタンダードらしいデンマーク家庭で過ごし思ったことは、二十歳をこえてるとは言え子供への影響は大きいのではないか、まただからこそ子供は一刻も早く独立心や大人っぽい感覚が早く芽生えるのではないか、ということでした。
この事を他のデンマーク人に話したところ、「だって愛はなかなか続かないし、毎日を大切に満足に生きるには選択肢としてこうなっちゃうよね《32歳女性》」またまた、たーりーん。。。
社会保障が整った先にはこのような人生があるのか、いや、何か何かがおかしい… あっ！だからクレイジーと本人たちは若干自覚はしているのか… いやいや、そもそもクレイジーなのは私の思考なのか…
とりあえず、男女の別れ&家族の別れと不幸度はあまり比例しておらず、これはこの国が大好きな言葉《フェア》に意味が隠されているのかな、と新たな視点を持ちつつ、クレイジーな国デンマークで今日も私は失笑をも馬鹿笑いに変えながら元気に生活しています。
※写真はホームステイ時の朝食に出てきたパンに挟むタイプのthinチョコ。鬱防止の為にチョコで気分転換が日常です(^^)
