政府が、アイヌ民族を支援する法案を閣議決定「先住民族」と明記

 

この法案の中で、アイヌ民族は初めて「先住民族」と明記された。

かつてはアイヌ民族は東北地方以北のかなりの地域にすんでいたが、その後、ヤマト民族の北進につれて、徐々に北海道に押しやられた。

私も、新聞記者時代は青森県にいたが、青森の地名のかなりの部分がアイヌ語であったことを記憶している。アイヌの地名が、そのまま日本の地名となったものである。

 

この法案が通過すれば、画期的な法律になるだろう。

やはり、「先住民族」としての認定をするということは、2020年に東京オリンピックが開かれ、「世界の諸民族との共生社会」を打ち出す我が国のスタンスともマッチする。
今後はアイヌ民族の伝承やエコロジカルな考え方を日本人の間に広めて頂きたいと思う。


       
北面武士