デンマーク当局は先月末、ドイツとの国境沿いに460万ドルを費やして高さ1・5メートル、全長69キロのフェンスの建設を開始した。今年の秋には完成の予定だとか。

 

この「長い」フェンス建設は、実は移民用ではなく、野生のイノシン用である。

ベルギーで昨年9月に豚コレラに感染した野生イノシン2頭が発見されたことで、養豚業の盛んなデンマークが危機感を抱き、野生イノシンをシャットアウトしようということのようだ。

 

デンマークの養豚業は、ドイツとの国境沿いに集中している事情もある。
それにしても、豚にしてみれば、「トンだ災難」である…


       
北面武士