暇だったので有楽町で「私はマリア・カラス」の映画を見た

 私はオペラ鑑賞も好きだが、聞くのはもっぱら男性のテノール歌手の歌。女性のソプラノの歌手の歌はほとんど聞いたことがない。

 

しかし、この日は寒いし、映画でも見ようと有楽町に出かけた。

フラりと入ったのが、「私はマリア・カラス」という映画だった。

 

この映画は、ドキュメンタリー仕立てで、彼女の活躍、最盛期から、ギリシャの大富豪オナシス氏との愛憎劇などを余すところなく描いている。
やはり、マリア・カラス(Maria Callas)は「世紀の歌姫」「ディーバ(女神)」と呼ばれただけあって、歌唱力は世界の最高峰を感じさせる。

この映画は、彼女の自叙伝を元に構成されている。
何より、彼女の素晴らしい歌の数々を収録しており、オペラのアリア集としても楽しめる。
映画の値段に十分値する作品であった。

   
     
北面武士