トランプ大統領の下で有能な政府スタッフが次々と辞めている。このままでは、外交を担当する国務省が機能不全に陥りかねないと心配されている
トランプ大統領は今月8日、イランとの核合意からの離脱を表明したが、その直後に核拡散問題のエース級専門家であるリチャード・ジョンソン(Richard Johnson)氏が辞職した。
ジョンソン氏は、数週間前まで何とか合意を維持しようと、英仏独などとの話し合いを続けてきたが、結局この努力は報われなかった。
国務省の同僚によると、ジョンソン氏の辞任は「大きな損失だ」という。
現在の
トランプ政権では、上級政府職員が相次いで辞任しているが、人材の流出が顕著なのが国務省である。
トランプ大統領は、キャリアの外交官を軽視しており、特にティラーソン国務長官の下で職員の士気は急低下したという。
職員を大悪党扱いするやり方が、リチャードのような専門家を流出させている」と言った指摘もある。
おそらくこのままだとトランプ政権には「
そして誰もいなくなった」ということになるのではないだろうか・・・

              
北面武士