こんにちは、北大雑誌サークルの1年です。


僕は今回、ジャパニーズソウルフードであるラーメンへの思いを綴りたいと思う。高校時代から僕の食事の大半はラーメンに依存していた。金欠に悩まされる学生にとってラーメンは安くて満足度が高い、まさに理想的な食べ物なのである。高校からの下校途中、バスの車内で話しているうちに、みんなが次第にラーメンを食べたい気持ちになっていく。そして、まるで取り憑かれたかのように、全員でラーメン屋に駆け込むこともあった。もちろん、休日にふと思い立って一人で行くこともあった。では、ここからは僕の青春の1ページに刻まれた思い出のラーメンを紹介していこう。



『えびそば一幻 総本山』


すすきの駅から10分ほど歩いたところにあるため、なかなか気軽には行けないが、あまりにも知名度が高いため行くことにした。店へ入ると壁一面に飾られた有名人のサインが目に飛び込んで驚いた。海老の香りがする濃厚なスープと麺が絡み合ってとても美味しかった。人気店のため、訪れる時は行列を覚悟しておくのがよい。




『山次郎』


量がバグっているでお馴染みの二郎系ラーメン。一時期は狂ったように通っていたお店である。友達に布教して、何人も“こちら側”へと引きずり込んだ。オプションでキャベツやニンニクを増やしてもらい、最後にガスバーナーでチャーシューを炙ってもらうと悪魔的な味が完成する。着丼したらあとは無心で食べ続けるのである。食べたあとはニンニク臭が半日は抜けないので次の日の予定を確認してから行くようにしよう。



『マルエーラーメン』


二郎ばっかり食べていた頃、友達と「さすがに体に悪いから健康的なラーメンを食べに行こう」ということになり、訪れた店である。もっともラーメンを食べている時点で健康から遠ざかっているのだが。北24条駅の中央バスの降り口にあるためアクセスが便利であった。このお店は製法と食材にこだわっているらしく、このバカ舌でもいいラーメンを食べていると実感できた。道産小麦を使った弾力のある麺が見た目に反してあっさりとしたスープと絡み合い美味しい。



いかがでしたか?やっぱりラーメンで美味しい。ただ、若いから食べれてるのであってこのツケはいつか回ってくるのだと覚悟している。まあ、でもいま胃袋が満足すればそれでおっけーなのでまた明日もどこかへ啜りに行くことにする。