こんにちは!

TOKです

 
今なに書こうかなって考えてたんですが
ラボメンバーの留学生の方の机に松ぼっくり
乗っているのにふと気が付きまして。
 
フィボナッチ数列って知ってますか?
 
1 1 2 3 5 8 13 21 34……
 
ってやつ。
連続する2つの数を足したら
その次の数と等しくなる数列。
黄金比との関連がとても深い。
 
松ぼっくりの形や草の葉っぱのつき方って
フィボナッチ数列に従ってるらしいんです。
ひまわりも有名ですね。
詳しくは本読んでいただきたいのですが,
なかなかに面白い話です。
 
高校生の時って,
自分が物理選択だったこともあり
生物学に数学なんて使わないと思ってたんですけど
今私はばりばり使っています。
生物だって物質ですから,その仕組みは
物理法則に従う限り,数学の世界で
説明できるはずなんですよね。
松ぼっくりみたいに。
 
また我々が取り組んでいる
育種学は,統計学との関連も深いですし
もちろん生命科学なので化学の世界ともつながっています。
植物の形態をやっていれば古典力学(物理)を使いますし
ミクロの世界では熱力学(物理)を使うかも!
 
また,作物としてみた場合は
流通と関わってくるので経済学ともつながっています。
 
農学って,
サイエンスである上に
農業という産業と切っても切り離せないものであるので
いろんな世界とのつながりがあって,
一言で「農学部」といっても
それぞれやってることは全然違ったりします。
 
それって農業とどんな関係があるの?
ってはたから見ると思うような研究もありますし,
実際ほとんど関係ないものもあります。
 
おそらく農学に限らず,
分野同士って思った以上に密接につながっているもの
なんですね。
 
案外,知らない世界に飛び込んで
自分の得意技を駆使してみると
それが強みになって大活躍できるかもしれませんね
 
毎日新しいことを知れて楽しいです!!
科学って素晴らしい!
 
ではみなさんごきげんよう!