私が母から聞きたかったのは | アルコール依存症のなれのはて

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アルコール依存症で何年もまったく交流のなかった独身、一人暮らしの 弟が脳出血で倒れ、高次脳機能障害を発症しました。

「残念だけれど、お母さんのお母さんは、いくら話をしてもお母さんが望む答えをくれないと思う。これから先もきっと同じだと思う。なので答えをくれない彼女に会うことは、お母さんにとってストレスになるだけだから、これからは一年に一度くらい会うだけでいいんじゃない?」

母と一緒に弟に面会した日の夜に息子に言われました。

 

全くその通りです。

私が母から聞きたかったのは、謝罪の言葉ではなく、私が頑張ったことを受け止めて欲しかったのです。

「そう、大変だったけれど、頑張ったね。」と一言言って欲しかっただけなのです。

 

それが聞きたいが故に、今までの苦労話を何回も母にぶつけてみましたが、母は「謝ってほしいの?」や「20歳過ぎたら親がどうこういう歳ではない。」「はっきり言ってあなたのことは心配したことがなかった。」などと言って私をガッカリさせるだけなのでした。

 

私はどんどん意地悪な気持ちになって母を責めることを言ってしまい、それを息子に伝えたら、冒頭のことを言われたのです。

 

母にそういう気持ちがあるなら、もうとっくに私に言ってることでしょう。

弟にはあれほど号泣して謝っていた母が、私にはそうできない理由が私には理解できませんが、あれこれ悩むことなく、きっぱりと自分の気持ちに終止符を打つことにします。

 

 

 

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