坂道を転がる | アルコール依存症のなれのはて

アルコール依存症のなれのはて

アルコール依存症で何年もまったく交流のなかった独身、一人暮らしの 弟が脳出血で倒れ、高次脳機能障害を発症しました。

弟の施設から電話がありました。

電話をくれたのは、2015年に弟が施設に入所した時の責任者で、いつも弟に暖かく接してくださっているYさんでした。

 

 

•弟は現在紙パンツを使用しているが、夜間は紙パンツだけでは間に合わない。

•寝る前と夜中にも声がけしてトイレに誘導しているが、朝にはベッドパッドまで濡れてしまう。

•弟本人は濡れていても気にしないで寝ている。

•夜間は尿意があっても起きられないのか、尿意に気が付かないのかはわからない。

•夜間だけはおしめ+パッドを使用したい。

•費用が発生するが了承してほしい。

 

とのことでした。

私からは「勿論です。全て施設にお任せしますので、どうぞよろしくお願いします。」と答えました。

 

Yさんは、弟が病院から施設に戻った際私が立ち合ったと勘違いしたらしく、「◯◯さん(弟)の様子をご覧になって、お姉さんも覚悟を決められたのではないでしょうか。」と言っていました。

私がコロナの影響で去年の2月以降弟には面会できていないことを伝えると、最近の弟の様子を話してくれました。

•以前とは様子が全く違っている。

•仲良くしていた友達と会っても気が付かない。(覚えていない?)

•昼間もほとんど部屋で寝て過ごしている。

•寝てしまうのは薬の作用もあると思うので、医師と相談して薬を調整してもらう予定。

•会話はほとんどない。

•テレビのリモコンなどの操作は難しいと思う。

•少しでも改善する助けになるように、以前と同じ部屋に入った。

•一時は退所の話も出たほど体調が良かったのに非常に残念。

 

弟は、私が覚悟を決めなければならない状態なのだと改めて知りました。

 

 

 

 

 

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