【旅館 琴平荘 中華そば処】山形県鶴岡市 | 穂久おっちゃんの“ラーメン珍道中”

穂久おっちゃんの“ラーメン珍道中”

ラーメン好きのメタボなおっちゃんが、こんなラーメンを食べましたと勝手に書き連ねていきます(≧ω≦) 仕事柄、宮城・山形・福島・栃木を毎月訪問しているので、メインはこの4県になりますが、コメ入れてもらえたら幸いです(*´ω`*)

おばんでやんす

2月16日(火)から17日(水)は、山形県内を1泊2日でグ~ルグル♪

その初日16日(火)は、仙台をAM06:30に出発して山形県鶴岡市に入っていました

今日は、風が強いうえ雪がチラついて、外で仕事をするには適さない1日でした

せめて、こんな日には温かいスープを飲みたいと

午前最後のお客様の所からすぐ近くに在りましたこちらへ12年ぶりに再訪です

それでは、ご対麺♪




訪問したのは 山形県鶴岡市 に在ります
● 旅館 琴平荘 中華そば処




注文したのは
平日30食限定
● 極太麺 中華そば 700円
※ 麺 大盛り サービス


追加トッピング
● 味付玉子 100円






こちらは、2016年2月4日に放送された【いきなり!黄金伝説】のコーナーで

《行列のできる即日完売グルメ》第1位で紹介された、三瀬海水浴場に隣接する旅館『旅館 琴平荘』で

開業当初は、夏季の期間だけ海水浴客の宿泊客相手に旅館業を営んでいましたが2002年11月から

旅館業を休業していた秋季から春季までの期間中、集客を目的に始めた『中華そば処』が

今では、県外にまで名前が知れ渡るほど人気店になっちゃって

平日のお昼のピークPM13:00過ぎても順番待ちで並ぶのは当たり前ですし

休日なんかは駐車場が50台分も準備されているのに、開店前から県外ナンバーの車やバイクの方々で満車状態

スープや麺が無くなって、やむなく終業されることもあるそうです

俺っちが初訪した当時は、並ぶことなく食事をする事ができたのになぁ(;^皿^)

食事をする部屋は、『旅館 琴平荘』の奥にある日本海が一望できる110畳もある大部屋で、座敷にテーブル席が15卓あるだけ

部屋の入り口の番号札を持って、仕切りの奥のスペースで待機する形です

ちなみに、今回はPM12:00頃に訪問しましたが雪が降っていた為か混んでおらず7組待ちで

テーブルに着いたのは意外に早くPM12:40くらいでした




■■■ スープ ■■■



スープは、注文時に『あっさり』と『こってり』から選べるそうですが

今回はデフォのままで『あっさり』にしました

地元の漁師から直接仕入れたトビウオを使い、夏場に仕込んでいた自家製のアゴの焼き干しとサバ節・煮干しを丁寧に約6時間かけて炊いた魚介系スープを一晩寝かせ

岩手県産の丸鶏と豚肉を崩れるほどじっくりと炊いた旨味たっぷりの動物系スープを合わせたWスープに

これまた生のスルメイカを日本海の風に吹かれ天日干しにして旨味を凝縮した自家製スルメ

これをご主人厳選の醤油に漬け込んで、イカの旨味を移した特製醤油ダレを加えた

あっさりとしているが旨味の強いちょい甘めの淡麗系な醤油味

脂の少ないスープを一口啜ると、フワッとアゴの焼き干しや煮干しの芳ばしい香りが鼻から抜け

醤油ダレの旨味とコクが直ぐに口いっぱいに広がるんですが

その直後、魚介系のしっかりとした旨味とコクがきた後に、動物系のまろやかな旨味と甘味が余韻として残ります

やっぱり、焼き干しも頭や内臓を丁寧に取り除くなど、丁寧な仕事をしているだけの事はあり

魚介系の臭みや苦味などは全く無く、純粋に旨味だけを引き出してる絶品スープです(≧ω≦)b

胡椒などで味変することも無く、最後の一滴まで飲み干しちゃいます




■■■ 麺 ■■■



麺は、ご主人こだわりの加水率が52~53%という超多加水な

手もみちぢれの入った『きし麺』の様なピロピロ自家製小麦麺

こちらは一日30食限定で、大盛りにすると1.5玉になるので総数が減っちゃうらしいんですが

平日のみ『大盛り 無料サービス』なので、後の人ごめん…

頼んじゃいました(^人^)

ちなみに一般的に加水率って、普通の麺は30~35%くらいで高加水麺でも40~45%くらいが多いそうです

加水率の割合によって風味や喉越しが変わったりする中での50%越え

初体験です♪

ちょっと硬めに茹でてある麺は幅1.5cmくらい長さも50cmくらいあって、麺を噛んだ瞬間に小麦の風味と甘味がほんのりと感じられる

麺自体もしっかりとしたコシと強い弾力があるので、男の人でも一度に3本も啜れば口の中いっぱいになりますわ

んで、こんなに幅広麺なのに滑らかなので、舌触りや喉越しはバツグンです♪

二郎系などのゴワゴワ極太麺と違い、こんなに太くても食べづらさは感じなかったッス

スープの絡み具合は、麺の表面積がメチャ広いうえ

不規則にちぢれが入り表面にも凸凹が出来ているので、しっかりと持ち上げてくれますよ




■■■ トッピング ■■■



トッピングは、チャーシュー・メンマ・海苔・刻みネギ、そして追加トッピングの味付け玉子

チャーシューは、豚バラ部位とロース部位が1枚ずつ乗っていますが

こちらは醤油ダレで軟らかく煮たもので、箸でも簡単に切れるほど軟らかです

メンマは、丁寧に戻したメンマをスープを邪魔しない程度に薄味で味付けしたもの

軟らかだけど、コリコリとした歯応えがあり美味しいッスよ


追加トッピングの味付け玉子は、白身にしっかりとダシが染み込んだ半熟トロトロなもの

こちらの味付けは濃いめで、白身がダシの色に染まるほどしっかりと染み込んでいるので

半熟トロトロな黄身の甘さが引き立ちますよ




■■■ 総括 ■■■

あっさりとした旨味の強い淡麗系スープで、美味しい1杯でした

この他のメニューは、基本『中華そば 700円』とチャーシューが5枚乗った『チャーシューメン 850円』や

麺が見えないほどメンマが盛り付けられた『メンマ中華 700円』の3種類に大盛りのみで勝負されています

あっ、『メンマ中華』にはチャーシューが入ってないそうです

美味しかったですが、場所が鶴岡中心地から結構離れているのでなかなか訪問できないんですよね…

また近くまで来たときには訪問したいッスね




好み:★★★★・(4.0)
接客:★★★☆・(3.5)
総評:★★★★・(4.0)




とても美味しかったです

どうも、ご馳走様でした






● 旅館 琴平荘 中華そば処

山形県鶴岡市三瀬己381-46
旅館 琴平荘

T o235-73-323o
営 AM11:00 ー PM14:00
・ 10月1日~翌年5月31日まで営業
休 木曜
P 有り