【里親募集とボランティアの日記】
さまよりリブログさせて頂いています。

いつも猫ちゃんのTNR活動や
たくさんの保護犬猫達のために
ボランティア活動をして下さっています。


たくさんの方が
大変な思いと労力を使って
行き場をなくした子達を救うために
日々全力で保護活動をして下さっています。

それでも現実は
刹処分の道を辿る子達がたくさんいます。


それは、やはり
安易な気持ちでペットを飼う飼い主が
まだまだたくさんいるということ、

そして、そんな飼い主がいるために
不誠実な成体販売を繰り返すブリーダーと
犬猫を見世物のように並べている
ペットショップが減ることはない。


そしてしつけや世話の仕方も
将来いつか、この可愛い子達が年老いて
介護が必要になる時の話も
病院代も必ず高額になっていくことなども
マイナスのことは教えられることなく
安易に手にいれた可愛い子犬や子猫が
病気をしてしまった、
思った以上にお金がかかる、
考えてた以上にペットの世話に体力がいる、

こんなはずじゃなかったのに、、、

と困惑してあげく
無責任な手放し方をしてしまう飼い主が
なくならない以上は

どんなに救い出しても救い出しても
処分される子達はなくなりません。


子犬や子猫、若い犬猫は
もちろん可愛いです。

でも、人間と同様に
必ず年をとり足腰も弱くなり
おトイレの失敗も多くなります。
部屋や布団を
汚すことも大変多くなります。

そして長い年月に渡って
寝たきりの介護生活になることも
現実には相当あります。


たまたま自分が飼った子が
病気したり、介護が必要になったわけでは
ありません。


この世に母のお腹から生を成した
命ある全ての生き物は
必ず年をとり老いていき死を迎えます。

たとえ
足腰が弱くなり介護も必要になり
最後は寝たきりになっても
静かに天寿をまっとうするのです。


その命のサイクルを理解せず
ただ、
『可愛いから、寂しいから、癒されたいから、
家族が明るくなるから、
子供が優しくなるから』

などと、
人間にとっての好条件だけを考えて
安易にペットを飼う人は

飼ったその子に
しつけの難しさや、多額の医療費や
病気や、老いた姿や、介護など
人間にとって悪条件が出てきた時に
困惑してしまい

飼った子が天寿をまっとうする前に
無責任な形でペットを手放し
結果、罪のない子の命を絶つことに
なってしまいます。


◆先住の子はペットショップで
元の飼い主から買われた子で
その子が当時10才の時に
私達家族と縁が繋がりました。

元の飼い主は
ペットの飼い方も
まったくわかっていなくて
狂犬病以外は何の予防もワクチンも
去勢手術も一切されていなくて
毎日ほぼ一日の内を暗い部屋の中で
10年間暮らしていました。

私達と縁があって
初めてのあらゆる予防や
エコー、血液などの身体検査をした所
先天性の免疫疾患で貧血を抱えていました。

去勢手術もしていなかったので
前立腺のあたりも腫れていました。

そして、12才で肥満細胞腫を発症して
手術や治療費、食事療法など
高額な医療費が重なりましたが
9ヶ月後、闘病生活の末に
静かに虹の橋を渡りました。


◆その後に里親になった子も
刹処分寸前で保護された
推定12才のシニアの子でした。

その子も家族になって間もなく
脾臓がんが見つかり
やはり手術や長期間の治療費など
高額な病院代がかかりました。

シニアではありましたが
出会った頃は丸々としていたてつが
最後は寝たきりになった時間が長くなり
見る影もないように痩せて
変わり果てた姿になりました。


星出会った頃のころんころんのてつニコニコ


星僕は10キロありましたてへぺろ
先住のホクちゃんの写真もあるよニコニコ




星食欲も旺盛でいつも完食爆笑



星でも........脾臓がんという病気になって
手術の後は膀胱炎も繰り返し
おトイレの失敗がかなり増えて
シートにも間に合わなくなったから
おむつ生活になりましたチュー



星えりたんはダイエットとかいって
いつも何かしながら
『てっちゃんもダイエットしよか』
て嫌なこと言うから
僕は邪魔しに行ってたんだ口笛



星お腹いっぱいになって
あったかいお布団の上で寝るの気持ちいぃzzz



星でもね......
みんなと家族になって
ちょうど一年目の日の
初めての『誕生日』という日を迎えた後から
僕の体は段々ということをきかなくなって
とうとう自分だけでは
立つこともできなくて
ご飯も食べられなくなってしまいましたショボーン




星体重も半分になって
目もあんまりあかなくなったけど
いつもみんなが
『てっちゃん、おはよう』
『てっちゃん、おやすみ』
『てっちゃん、てっちゃん』
て声をかけてくれてたから
みんなが側にいてくれてるんだなあ、て
僕は安心してたよおねがい
そしてそんな僕のこと
お守りとかいっぱいおいてくれて
みんなで守ってくれてたんだよおねがい


星だけど僕は安心して
もう二度と目はあけることはありませんでした....
またいつかみんなと会える時まで
少しの間お別れだけど
みんなのこと忘れないからもう泣かないでねおねがい



◆痩せて変わり果てた体になっても
寝たきりになっても
息を吸い、息を吐き
体は動かなくても
呼び掛けたら目だけはちらりと
声のする方へ向けてくれました。

『見てるのがかわいそうで辛い』
など、そんな理由は絶対に通りません。

この子の心臓は動き息もして
確かに生きているのですから......


その子がどんな姿に変わり果てても
大切な家族です。

たとえ医療にかけられなくなっても
最後の最後まで

温かい人間の手に触れられて
家族の優しさに包まれながら過ごし
安心して虹の橋を渡ってもらいたい。


そして、自身の年齢を考えて
何歳の子なら
最期までを責任をもって飼えるのかを

しっかりと考えてから
ペットを家族として迎え入れてほしいです。


私は自分の年齢からして
今後も、預かりや里親になったとしても
先の長くないシニアの子を選びます。
その子の最後までを
しっかりと看取らなければいけないからです。

それが命を預かった者として
最低限の責任だと思います。



◆行き場をなくした子達が
最後の家族に
私達を選んでくれたこと、
そしてたとえ短い時間でも
とても大切な家族の絆を教えてくれたことに
この子達に感謝でいっぱいです。

そしてそんな大切なことを教えてくれる
一度は命の期限のついた子達を
必死で救い出して下さっている方達に
日々感謝しています。



◆血統書は
病気をしないという命の保証書ではありません。
血統書は
健康な母犬猫から良好な環境で
産まれたという保証書ではありません。

どうか人間の身勝手から
保護犬猫になってしまった子達を
家族として迎える選択があること
今一度もっとたくさんの方に
理解してもらえますように.....



◆発信元さまの記事に
記載されていますが、
『犬を飼うべきではない人の5つの特徴』
ペットを飼おうと思われてる方には
是非とも拝読してほしいと思います。


◆たとえどんな事情ができて
飼えなくなったとしても
たくさんの方に相談もして
その子の居場所を懸命に探してあげて下さい。

絶対に持ち込んだり
捨てたりしないで下さい.......



◆現実に行われている
劣悪な成体販売や処分などの動画も
目を背けることなくしっかりと見て

将来を担う若い世代の人達に
保護犬猫達の実態と
その子達を全力で
救い出して下さってる人達が
全国にたくさんおられること、

そして一人の小さな支援や拡散が
たくさんの人達の協力により
大きな力になって
1つでも多くの命を救えるということを
伝えていくことで
命を安易に売り買いする現状が
なくなっていき
動物にとって本当の愛護の法改正が
できることを願います。





◆また、戦争が起これば
必ず人間はもちろん、動物達の犠牲も
免れません。


長崎で原爆を体験した
祖母や両親から語り継がれた
恐ろしい戦争が二度と起こらないこと、

暗い将来を子供達に背負わせないこと
そう願うばかりです。


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◆【10/01】本日13時~16時
ねこまみれwithカーロ譲渡会

◆【10/15】
姫路キャンフェル様主催の譲渡会

ぜひ最後の家族を待っている保護犬猫たちに
会いに行ってあげて下さいニコニコ