今は亡き先住だったホクと
縁があったのはホクが10才の時。
たったんとえりたんとの新しいおうちは
パパさんお休みの日は１日に何回も
お兄ちゃんお久しぶりでしゅね
ママさん達が泣いてるのを見て
手術の後はご飯も食べれなかったけど
退院して元気になって
僕ほんとにドライブが大好き
ん
１つささみが落ちたような........
僕がお行儀よくご飯を食べたら
たったんえりたんとおうちに帰りたいから
喉の手術で毛が全然ないから
ひっつき虫の寂しがりやのえりたんだから
僕が10才の時に新しい生活が始まって
僕がいなくなったら
『ホク』『はーい
』
ホクは飼い主からペットショップで幸なことに？
売れ残ることなく買われた子でした。
でも飼い主は
ペットの飼い方も触れ合い方も愛し方も
フィラリア予防やマダニ予防、ワクチン、
そして去勢手術の必要性も知らなくて
予防は狂犬病の予防接種のみでした。
朝家族が出掛けた後から帰ってくる夜まで
電気もついていない一つの部屋の中で
長時間、一人で賢く留守番の犬生でした。
そんなホクが10才の時に縁があって
ホクと娘夫婦と私たちは
新しい生活を始めることができました。
まずはホクにとっては初めての身体検査から。
エコーで心臓などのチェック。
去勢手術をしていなかったこともあり
前立腺のあたりの少しの異常と
血液検査の結果
幸いフィラリアは陰性でしたが
貧血もあったので
定期的にエコーや血液検査をすることで
様子を見ることになりました。
たったんとえりたんとの新しいおうちはベランダで日向ぼっこもできて
気持ちよかったですよ～
◆それはそれは、もう散歩とドライブが大好きで
パパさんと散歩に出たらホクは帰りたがらない
パパさんお休みの日は１日に何回も散歩に連れていってくれて
僕といっぱい遊んでくれるから
僕はパパさん大好きでしゅ
でもいつもパパさん疲れて爆睡
散歩の後は僕とママさんもついでに一緒にお昼寝がお決まり
◆ホクも博多から帰郷中のお兄ちゃんの布団に
潜り込んで甘えてました
お兄ちゃんお久しぶりでしゅねいっぱい撫で撫でしてくだしゃい
◆でも..........
新しい生活が始まって２年が過ぎた頃
定期検診で喉にガンが見つかり
しかもその時はすでに
ステージⅢでかなりの速さで
ガンが進行し続けていってました
せっかくこれからホクと楽しい思い出を
作っていけると思っていたのに
たった２年しかまだ暮らしてないのに......
ママさん達が泣いてるのを見て僕が頑張らなければて
て病院も頑張って行ってたから
先生にもいつも誉められてましたよ
手術の後はご飯も食べれなかったけどみんなが毎日大好物のささみを持ってきてくたから
いっぱい食べて元気になって行きましたよ
退院して元気になってまた音楽聴きながら大好きなドライブ～
たったんしっかり前見て運転してくだしゃいよ
お外ってやっぱり楽しい～
僕ほんとにドライブが大好きママさんと病院に行くのもドライブドライブ～
お外ってほんとに気持ちいいもんでしゅね
ん １つささみが落ちたような........
僕がお行儀よくご飯を食べたらたったんがよしよししてくれましゅ
◆ガンが発覚して余命が１～２ヶ月のホクが
１回目の手術後、半年も元気に暮らしてくれました
◆でも................また半年後、両方の喉が急激に腫れてきて
ガンが身体中に再発して急きょ２回目の手術
たったんえりたんとおうちに帰りたいから僕頑張りましたよ
◆12月に２回目の手術も頑張って乗りきって
またみんなで暮らせたけど
もうホクの身体はガンで侵されていて
もうどの薬も効かなくなっていました
◆お正月越せるかどうかとのことだったけど
無事にクリスマスもお正月も家族で過ごせました
喉の手術で毛が全然ないから寒くて風邪引くといけないから、て
ママさんのネックウォーマーを僕に着せてくれたら
とってもあったかくてお気に入りになったんだ
やっぱりドライブはいいな～
◆２回目の手術から１ヶ月
とうとうホクは歩けなくなって
ご飯も食べられなくなりました
ひっつき虫の寂しがりやのえりたんだから僕がいなくなったら心配だなあ
でもいつも側にいるからね
僕が10才の時に新しい生活が始まってみんなと２年９ヶ月楽しく暮らしましたよ
そしていっぱいお外を走り回りました
大好きなドライブもいっぱい行きました～
音楽もいっぱい聴きました～
僕がいなくなったらきっとみんな毎日泣くと思うけど
僕のこの笑顔を見て元気だしてくだしゃいね
◆車が大好きだったホクと大学病院まで通った
往復１時間半のドライブでいつも聴いてたね
♪『愛していたけどもう君はいない..
偶然でもいいもう一度だけ逢えないかな.....
写真の中の君美しく笑ってるけど
君の全てが時計の砂と共にこぼれおちていくんだ
君を離せるわけない.......』
でもママはホクがお空に逝ってからはまったく
この歌が聴けませんでした
でもホクが虹の橋を渡って
今年の2月5日、2年目の命日が過ぎて
4年前の今日4月29日
ホクとの縁が繋がり新しい生活が始まった日を迎えて
やっと今は懐かしく
ホクとのドライブを思い出して
聴けるようになりました
◆隣にはいつもホクがいて
ママが『ホク』て呼んだら
』て呼んだらくるっとママの方を見て笑ってくれたホクが
もう今はいなくてまだ涙は出るけど
ママもみんなもちゃんと前を向いて歩いてるからね
『ホク』『はーい』
てっちゃんと仲良く遊んであげてね
◆ホクと過ごした２年と９ヶ月。
最後の８ヶ月は
悩んだり泣いたりもあったけど本当に幸せでした
ホクと出会えた縁とホクと過ごせた時間は
かけがえのない宝物です
老犬からだとわずかな時間しか
過ごせないかもしれないけれど
『命の物差しは長さではなく深さですよ』
と言ってもらった獣医師の言葉、一生忘れません。
ホク
君と出会えた奇跡に本当に感謝です
そしててっちゃんと出逢わせてくれたことも
本当にありがとう