妹が

          明日帰るって云うのを二日も三日も伸ばして・・・・

          だって家の中が寂しくなるし・・・・

          暫らくの間だったけれど随分と長い間居てくれたような気がする。

 

          洗濯したのをだらしなく積んでいたのも綺麗にたたまれたり

          階段も綺麗に磨かれたし・・・・台所もピッカピカ

 

          そんな事をしながら

          市内の彼方此方も回り 能登も加賀の温泉も走り回り

          妹と二人で色々食べたりいろんな話をして

          夫婦でも出来ない話をしながら、笑って子供の頃を思い出しながら

 

 

          父と二人、私達の手を引いて、宮崎から母の故郷の能登へ来て

          借家生活だから転々と引っ越しをして

          けれど借家でも其々の家に思い出があって

          それでも兄妹は少しずつ違う想いがあって

          そして時々出てくる秘密の話(笑)

 

 

          時々私の妻の話になる。

          「○○さんって、それぞれのお嫁さんの中で一番しっかりしていたのに・・・」

          「お正月で皆なが寄ってもサッと台所で用意してくれて後片付けも早いし・・・・」

          「誰の悪口も言わないし、

           亡くなった旦那も何時も褒めていたのに・・・・何で?という思いがあるよ」

 

          そりゃ私から言わせれば 『悔しいの一言』だけ

 

          『でもな、なったものは仕方ないし

           迷惑ばかり掛けてきたから今もこれからも大事にするよ』

 

          「そやな、何でもツネちゃんを頼り切っている〇〇さんは倖せやと思うよ」

 

          普段出来ない話が出来て、其れは幸せな時間である。

 

          良くバアちゃんが言っていたように

          「おまえとあの子は一番仲が良かったから・・・後も面倒見てやって・・・・」

           そんな声が聞こえてくる。