「おとうさん、お腹減ったし早くおかゆ作って・・・・」

 

「今日は、卵のおかゆが良い・・・な・」

 

「ヘルパーさんが言っていたお芋の入ったおかゆ作って・・・」

 

入院前の三か月ほどおかゆばかり食べていた妻。

本当の作り方は知らないからホントに自己流だった。

 

ご飯を炊いて、炊き上がったら鍋に出汁や化学調味料、塩を一掴み・・・

そして卵二個を割り込んで・・・

 

始めはあまり美味くなかったけれど少しずつ慣れて・・・・

米粒もふっくらと柔らかく・・・

ヘルパーさんにまで  「おとうさんのおかゆ美味しいんやぞ・・・」

 

ま、豚はおだてりゃ木に登るの如く

 

朝に、夕に一日二回も炊いて

、飯さえあれば短時間で用意できるから楽は楽だった。

小さな皿にサラダ用の薄切のハム数枚、タラコ、時々は温泉カレイ焼いて・・・

「おかあさん、今日はこれだけですよ^^」

「うん、分かった・・・」

 

 

母親にもこんな寒い日はよくおかゆ作ったなぁ・・・・

母親はおかゆと言うより雑炊か、中にいろんなもの少しずつ入れて・・・

「ばあちゃん、出来たし・・・・熱い間に食べて・・・」

 

ばあちゃんは黙々と食べる・・・・

妻は「あっついがいね・・・」

文句言いながら食べる・・・・(笑)

そして時々は食器とスプーン、箸を洗ってくれる。

 

正月、雑煮を食べたい雑煮を食べたいと何度も言っていたけれど

雑煮?作り方が分からない・・・

入院が決まって「さすが・・・一度くらい雑煮を・・・」

 

「おとうさん、こんなの雑煮の出汁でない・・私、作る・・・・」

 

なんだかんだ言ってもやはり、おかあさん

昆布で上手に出汁を作って入院直前に

久しぶりに妻の作った料理?雑煮を食べました^^