突然に枕元の電話が鳴った。

外はまだ暗い・・・・・

 

誰?

だれ?

なんだ?

誰?

 

発信者゜・・・・・ウチ?

ウチだと・・・・妻

時計は三時半

 

 

「おとうさん、食べるものないよっ」

「一寸待て!今いく・・・」

「薬も何もないよ・・・・」

「大丈夫や、お粥作ってあるから。。。。」

 

『妻の奴、寝ぼけて』・・・・・・慌てて階下へおりて

「温めるから一寸待っていて。。。。。」

 

深夜、明け方の電話は驚く

 

先日手術した弟の急変か?

また、親戚の誰かか?

親しい友人か?

 

誰でもなかった・・・・・

寝ぼけた妻だった

 

それともお腹が減って目が覚めたか

 

温めたお粥を茶碗一杯食べて安心したのかベッドに入った

 

 

痴呆の始めとは思いたくない

 

母親の時とは違う

でも二人ともお腹が減ったときは電話がかかる

 

それでも仕方ないんじゃない

一番身近な人間なんだから・・・・