台風の余波
朝、起きたときから蒸し暑く
時々庭の木を大きく揺らす日。
そんな悪天候の中を妻の高校時代の友人が訪ねてきてくれた。
妻の病気などの関係か、友達が一人去り、二人去る中で
二か月に一度程度のペースで来てくれる。
随分と前にご主人を亡くし、娘を育て上げ、今なお新聞配達を頑張ってやっている人。
彼女のことも高校生時代から知っているけれどそんなことがあってもその性格の明るさは変わらない。
そして彼女に今でも「tsuneちゃん」なんて呼ばれている私・・・・
妻は彼女が帰った後にもう次来る日を決めてカレンダーに印をつけて指折り数えて待っているようでもある。
一時間か、もう少し長いかの時間、二人で近所のうどん屋へ行っての女子会?
今の妻にとって大事な大事な友達である。
「おとうさん、あの子ジャガイモとタマネギ持ってきてくれたよ」
「そうか、良かったな^^」
「あの子、特大のハンバーグ、ペロッと食べたわ(笑)」
「おかあさんと久しぶりで嬉しかったんかな?」
だから妻と彼女の貴重な時間は私は外へ出て、二人だけで過ごしてもらう・・・・
楽しかったことも 辛かったこともみんな知っている古い友達で
入院、退院を繰り返す妻に数少なくてもこんな友達がいることを喜んでいる。
そして、私は妻の寝息を聞きながら炊飯器の切れるのを待っています。