隣町のショッピングセンター。
 
そんな中の珈琲ショップて車椅子に乗って
奥さんと二人で待っていてくれた。
心配して思っていたより元気。
 
けれど半身不随で口も何となく口ごもる。
目が笑っているのが幸いだった。
 
 
一時間程度だったけれど随分話をしたようにも思う。
脳梗塞で自宅で倒れて、入院
、そして自宅でリハビリ・・・・
車椅子が必要になって施設入所とか。
 
 
けれど別れ際に
「思っていたより、元気で安心した^^
焦らずリハビリして
杖ついてでも歩けるようになって昔みたいにゆっくりお茶しよう」
 
 
 
高校時代の同級生。
彼は卒業と同時に大阪へ就職して、十年ほどして地元に帰ってきた。
たまたま彼と同じような仕事に就いて相前後して私も地元に帰った。
 
彼は私と違って真面目で大人しい性格、
だからかどうか分からないけれど
その内私の家で二人してインテリア関係の図面を書き出した。
下請け仕事だから安定もしないけれど二人で机を並べて
ただひたすら製図板に向かっていた二十代の終わり頃。
 
その内、彼も家庭があるから会社に入り、
私もある設計会社に入る事になる。
 
そんなにベタベタした関係でないから一年に数回、
お茶を飲む程度であって
それ以上の関係でもないしここ十年程は顔も見ていない。
たまの電話でも元気がないようだった。。
 
 
半月ほど前、フッと彼のことが気になって家に電話したら
「施設に入っています」
「えっ、見舞いに行きたいんだけど教えてくれますか?」
「今度施設に行く時一緒に行っていただけますか」
そして、今日の午後の時間。
 
お互いの姉さんの話から出会って結婚した二人みたいだけど、すごく頑張っている。
 
車椅子の彼を見たら。。。。。失礼だけど涙が出てしまった。
そして別れ際にも。。。。
 
ゆっくりでいいからせめて杖をついて歩けるようになって欲しいと思う。