妻の病室を覗いて、そのままフラリと白山の麓まで走ってみようと思った。
 
目的は福井県に少し入ったところにある限界集落。
毎年夏や秋に訪れているけれどこんな季節に訪れるのは始めて。。。。。
 
 
道脇の残雪に驚きながらの帰り道、
白峰から白山の登山口目掛けたけれど
途中で雪解けの後でフキノトウを見つけた。
 
嬉しくなってハサミで少し採って母の家で天麩羅にしてみようか・・・・・・
嬉しくなりついでに小さなヨモギを採って。。。。
 
山菜の本に出ていたのを思い出して初めてだけどイタドリの新芽も採って
途中で農協の売店でコゴメとウドを買って・・・・・
 
 
家に帰っても
小麦粉がどこにあるやら、
天麩羅油がどこにあるやら分からない。
サラダ油をもって母の家へ向かう。
 
 
小さな鍋を斜めにして油を入れて。。。。。
私が作るコロモは何時も薄め。
薄い衣はコゴメの緑も短冊に切ったウドも新芽が綺麗に見える。
 
初めて揚げたヨモギもイタドリの新芽も油に入れると
パッと広がることを初めて知った。
 
 
僅かの小麦粉を溶いて、
僅かの山菜を料理して、
そして昨晩作りかけたの野ブキのキャラブキに
庭の山椒の葉っぱをちぎって、鷹の爪を刻んで弱火で煮込む。
 
 
男の山菜料理は簡単。
本当の作り方はわからないし、
何が手抜きなのかもわからないほど簡単すぎて
アッと言う間に仕上がってしまう。
 
テーブルでじっと待っているばあちゃん。
 
 
「ばあちゃん、出来たぞ。。。食塩の方が旨いと思うよ」
 
「凄いね、tsuneちゃん、お前やっぱり板前さんになれば良かったのに。。。」
「美味しいよ。。。。いくらでも食べられるね」
 
残った小麦粉にそばにあった玉ねぎを輪切りにしてこれも天ぷらに。。。。。
 
 
側にある適当な材料で揚げてみた天ぷら
 
随分と用意した山菜も余ったけれど
また、ゆがいたりしておけば何かに使えるのかと思う。
 
 
そして母がそんな簡単、下手くそな料理とも言えないものを
 
喜んで食べてくれることが一番だと思う。