郊外、山手の小さな住宅地の中。
 
本当はこの辺から山の小道を歩いてみようかなと思っていたのですが・・・
『クマに注意!!』
の看板を見ると余り気乗りはしないものです。
絶対にクマと喧嘩しても勝てそうにはありません。
 
そんな住宅地の中を・・・・何処かの坊やが道路脇で何かを作っています。
 
「ボク、何作ってるん」
 
坊や無言・・・・
家の脇から祖母らしき人が出て来て
 
「地元の祭りの真似して作っているんです」
 
この辺のお祭りにはハリコの大きな人形が町単位で作られ
獅子舞いと一緒に廻ります。
坊やのお父さんが撮った人形の写真帳を傍に拡げて一心不乱です。
『伊達正宗公』と書いてあります。
 
「今年は家の町会は伊達正宗を作ったんです」
 
おや、しっかり顔も書いてありますね
 
「ふふふ、顔はパパか画きました」
 
小さな木屑をガムテープで繋いで・・・・
傍に拡げてある新聞紙は正宗公の身体になるのでしょうか。
イメージ 1
 
人見知りしているのか坊やは最後まで口を開いてくれませんでした。
頭の天辺で八の字を逆さまにしてあるのは兜飾りの様です。
 
こんな子供の時からお祭りで一番気になったお人形を作るなんて、
 
やっぱり地域のお祭りは良いもんです。
 
そして歴史は繋がっていきます。