夕方近く、何時もの近所の喫茶店。
何時の間にか風も止んで薄日が射している・・・
明日は晴れるかなぁ・・・
そんな事を一人で考えていた時間。
ヒョコっと後ろの席に座っている女の子の声が気になりました。
「ハワイなんか行きたいねぇ・・・・」
昔だったら「オジサンが連れて行ってやろうか」なんて声をかけるのに・・・・
「正月かぁ」
「正月にハワイなんていいねぇ」
「私、早く結婚したいなぁ」
「結婚もいいねぇ、ハワイで式挙げるのもいいよ」
「でも・・・・三十位迄に結婚して、
それから旦那さんと生活するの四十年位有るやろ・・・」
「二十歳くらいまで親と一緒に生活してて、三十歳までたった十年しかないね」
「自由に生きられるのは十年やね」
「そやし、ハワイとか好きな処行ってきたいねぇ」
ふーん、
今時の若い女の子はこんな事を考えているんだなんて感心していました。
男も女も学校出て、二十二、仮に二十七、八で結婚となると
自由気儘に出来るのはほんの五年か、六年。
遊ぶも良し、好きなことを一生懸命やるのも僅かな時間。
結婚して少しの気づかいを持って生活して、
子供が出来て・・・子供を大きくするのに追われて・・・
何時の時代も同じことの繰り返し。
若い頃は好きとか嫌いとか云って走り回っても
結局は同じ・・・
気が付いたら子供は家を出て、妻と亭主の二人だけ・・・・
良く見ているようでも有り、
しっかりしているようにも感じた時間でした。
しっかり計算しています。
オジサンもついつい同じことを考えてしまいました。
たまに女性の話を黙って聞いているのも面白いものです。