今日は昨日、一昨日に比べて未だ幾らか穏やかな日でした。
 
一昨日は妻と手を繋いで嵐みたいな中を帰って来たのだけど
昨晩は仕事も有って夕食を済ませてからの外出。
 
で途中で稲光を見たり、ドーンと云う落雷の音を聞いたりして
帰宅したら家は真っ暗
確か外灯をも点けて出て行ったはずなのに・・・・
 
妻はもう寝てしまったのかしらんと思いながら、
家の中でどのスイッチを触っても電灯は付かない。
お隣は煌々としているのに・・・・確か電気代は払っている筈・・・
 
で多分落雷で漏電ブレーカーが落ちたのかも・・・
懐中電灯を持って、玄関脇の物置の中
 
何でこんな高い処にブレーカーがとは
何時も思っているけれど
昨晩は自転車の荷台に乗って手を伸ばしてようやく・・・・
やっぱり我が家に落雷の影響があったみたい。
 
妻はぐっすり・・・・
 
『家でこんなのだったら母の家で電気が止まっていたら大変・・』
 
凄い風と雨の中を実家まで・・・
ピカッ、ゴロゴロ・・・ドスン、ドーン勢いよく雷が光って鳴って・・・
母の家、勝手口には小さな灯りが点いていてホッとしました。
 
停電とか、ブレーカーが落ちていたら
電気で暖房を取っている母は凍えてしまいます。
 
 
母はベッドの中。
茶の間の電気を点けると
 
「tsuneちゃん、来てくれたの・・・・」
 
「ばあちゃん、雷でどうかなってるか見に来た・・・」
 
「ありがとう・・・お前だけだよ、そんなこと言うのは・・・」
 
「ばあちゃん、起きるのだったらストーブもつけるし・・」
 
「うん、起きようか」
慌ててストーブに灯を付けてのベッドの脇・・・
 
「ばあちゃん、両手を儂の首に手をまわして・・・・」
 
「うん、そう、さぁ起こすぞ・・・・」
 
母の両手を首にかけさせそしてそんな母の両脇から手をまわして・・・
 
「いくぞ・・・・」
 
何時の間にかヘルパーさん達が母を起こしているのを見て、
そんなやり方を覚えてしまった・・・・・
 
「お前と暮らしたかったよ・・・」
 
そう云いながらベッドの上で私の両手を握っている。
 
「ばあちゃん、何時も傍にいるし一緒に暮らしてるのと同じだよ、
さ、ばあちゃんお茶でも一杯飲んで儂も帰る・・・」
 
「泊っていけば・・・」
 
「嫁さん、待ってるしな、ばあちゃんしっかり布団きて寝んなんよ」
 
「わかっとる・・・」
 
・・・・・母がベッドへ横になるのを見て、肩口に布団を掛けて
 
「ばちゃん、行くわぁ」
 
「あす、また来てね・・・」
 
帰り際外へ出ると雷だけは何処かへ行ったみたい・・・・
 
『ばあちゃん、ごめんね・・・家にも病人がいるし・・・・』
いい訳みたいな弁解みたいな思い・・・・
 
 
こんな夜は一緒に居てあげれば良いのに
申し訳ないと云う気持ちが一杯だった昨日の夜でした。
 
そして今日、妻曰く
「おとうさん、昨日電気切れて暗いし。。。寒かったぁ、
隣の電気点いてて未だ良かったけれど・・・・」
 
矢張り母と妻の傍からは離れないみたいです。