今日、10月7日は娘の誕生日。
あの娘の生まれた日、義母から電話が入って
「産気づいて病院へ向かった」とのこと。
そんな病院へ1時間ほどかかって走り、廊下で待つこと30分余り・・・・
廊下の向こうで赤ん坊の泣く声。
暫くすると看護婦さんがタオルだったか忘れたけれど
そんなものに娘を包んで見せに来ました。
「おめでとうございます、元気な女の子です」
瞬間、身体の緊張感も抜けて・・・・
義母からも、周囲の人からも
「お腹の出具合から男の子」
「絶対男腹」
なんて言われてすっかりその気になっていた自分が居ました。
そして予定日から10日近くも遅れていた所為か髪は黒々と生え、
顔は丸々として、『これが私の子か?』と云うのが正直な思いでした。
体重3700グラム位、あんなチビで細い妻の何処からそんな大きな赤ん坊・・・
そんな娘もやがて伝い歩きからヨチヨチ歩きし、
アッと云う間に保育所、小学校・・・そして大人に。
いろんな事があったけれど娘で良かった・・・。
赤い着物を着せて、お人形みたいと喜び、
ヨチヨチ歩きの子供を連れて、家の子が一番可愛い・・・
一年生で本をペラペラ声を出して読むのに・・・この子は天才か・・・
なんて親馬鹿一杯の子育て・・・・の時。
あの頃は楽しかったなぁと振り返る今日の夕方でした。
そして9時過ぎ、娘の処へ電話したら婿さんが出て来て
「おとうさん、自動車替えました・・・お金下さい・・・・」
冗談だろうけれど
『おまえなぁ、私より良い自動車を買って、
そんなお金あるんだったら住宅ローンを早く終わらせ・・・ろよ』
親としては無理せず生活して欲しい・・・との正直な思いもあります。
こまい頃あんなに「お父さん、お父さん・・・」と何処へでも付いて来た娘も
『私に父親なんて居たっけ』・・・なんて態度。
電話で
「誕生日おめでとう」
「うん、ありがとう」
「・・・・・」
「・・・・・」
口も重く、口下手なのも父親に似て・・・
何かなぁ、もう少し・・・・と思うのも親心。でも、頼る人も無い遠い地で夫婦二人で一緒懸命子育てして頑張っているだけでも喜ばねばならないのかも・・・・
それも一つの親心。
何時の日か親の気持ちが分かるのか
それともこんな娘なのか
それでも大事な娘。
自分の子育ての躓きを忘れてはいけません。
今日は少し寂しさを伴った娘の誕生日です。