母のこと
 
やっぱり少しは夏の疲れ
暑さに負けている
 
だって皆な疲れている。
こんな暑さ
朝起きて頭が暑くて腕が、
背中がもう全て暑くて・・・・家の中も外も
 
 
そんな中を、
少しの恥じらいと戸惑いを見せながら・・・・
母は云う
 
「あっついねぇ」
 
答えは同じ
 
「夏だから・・・」
申し訳ないと思う。
 
もっと真剣に答えてやれば良いのにと思う。
だって母も暑いのは分かっている。
クーラーを強くして、
扇風機を天井に向けてそんな風が直接当たらないようにして・・・・
縁の戸も窓も半分開けて出来るだけ自然の風を通して・・・
でも窓から吹き込むのは熱風・・・・・
 
これ以上どうにもならない・・・・
冷たいものを食べて少しは体温が下がるように
スポーツドリンクなんか飲んで脱水症状の無いように
けれど御飯は温かく・・・・
そしてヘルパーさんは一生懸命にバランスを考えて
、私はそれを見ているだけ。。。。
少しの話と会話。。。。
・・・・・・こんなものなのかなとも思う。
 
他の兄弟の云う
施設に預ければこんな思いはしなくても良かったのに・・・・
 
兄弟達の云うように時々顔を出して。
それで良いのかどうかは今分からない。
 
ただ自分の気持ちの整理がつかないだけ、
 
母の云うように家にいたいと云う事を真に受けて
母のしたいようにさせてあげて
傍にいてあげられたら・・・
 
私だけの我儘かも・・・
 
母の
暑さで子供のように赤くなった顔を見て
首にかけたタオルを見てそんな思い。
ばあちゃん頑張れと云っても
そんな言葉は空回りしているのかもしれないと思う。
 
でも
やっぱり頑張れ!!ばあちゃん
それしか言えない。
私も頑張っている。
 
後少しすれば秋の風が吹くし
ばあちゃんの廻りも少しは涼しくなって
顔も穏やかになって
呼吸もしやすくなるし
食欲も出て来るだろうし
 
 
だから
 
今は出来るだけ母の傍にいて母を支えていなければならない
 
ヘルパーさん達の力を借りながら・・・