朝、起きて珈琲を入れて
縁側に置かれた新聞の傍へ座るともうスズメの声・・・
今朝はそんな雀達と話をしてみました。
屋根の上から・・・・
「おい、オッサンが起きて来たぞ」「お前たちも早くエサを頼みなさい」
「小父ちゃん、お腹減ったじょ~」
「小父ちゃん、はやくごはんくだしゃ~い」
「早くから煩いなぁ、一寸待っていなさい」
「ほら、沢山食べて、早く大きくなりなさいよ」
「オッサン、エサを呉れたら何処か姿の見えない処へ消えて呉れ~」
「小父ちゃん、ぼくたち小父ちゃんがいるとごはんたべれないのでしゅ」
「どこかへいってくだしゃ~い」
「じゃ仕方ないから横向いてるし早く食べなさいよ」
パタパタ・・とホバーリングするスズメ。
木の枝に止まって周囲を確認するスズメ。
其々性格が違います。
「ほら、お前たちオッサンが向こう向いてる間に食べなさいよ」
「早く、早く」
「あっ、こっち向いた。そら、逃げなさい」
「は~い」「は~い」
「オッサン、早く行かないかな、早く消えて・・・くれ~」
良し、珈琲もう一杯入れてこようか・・・
「それっ早く行けっ」
「押さないでよ、ボクきからおちちやうよ」
「喋ってないで今の間に早く・・・・・」
「ぼく、そんなはやくたべれない・・」
「早く食べないとあの小父さんはお前たちを捕まえて焼き鳥にしてしまうぞぉ」
「そんなのいやだぁ、あの小父さん、そんなにこわいの?」
「怖いよ、人間なんて皆な私たちを捕まえて食べるのだから」
「お前ら、いい加減にしてないとホントに捕まえてしまうぞ、
ほら、其処のチビ、余所見しないで早く食べてしまえよ」
「うん、いまたべるからね、小父ちゃんあまりこちらみないでね」
「お前たち、ホントに早く食べないとヒヨドリやらカラスも食べにくるよ」
「エサがちいさいからはやくたべれないよ」
「お前たちが小さいからこんなにパンを小さくしているのに贅沢言うと、ヒヨたちにやってしまうぞ」
「ごめんなさい、もういいましぇん」
「ほら、オッサンが身体をこっちに向けた、逃げなさい」
「なにもしてないのになぜ、あの小父ちん此方ばかり見るの」
「少しおなかいっぱいになってきたよ」
「ぼくも・・・・」
「あのオッサン、横目でチラチラ見てるから、後で来るか」
「うん」
「はい」
今朝は新聞を広げながらそんな話を聞いていました。
勝手な雀。今日もパン屋さんから食パンの耳を貰って来た私・・・