御母衣ダムの湖底に沈む運命だった筈の
古い大きな桜が多くの人に支えられダムの傍に移植された「荘川桜」
移植される前には幹廻り6メートル重さ40トンあったようですが
根や枝を切り落とされ運ばれたようです。
樹齢約500年、世界に例のない老桜の移植だったようです。
移植されて約50年、
湖底に沈むかっての集落を偲び見守るように2本の桜が植わっています。
なぜ2本の老桜の移植?
1本が枯れても1本は残るかも・・・
と云う想いがあったようです。
この日も賑わっていました。

この当時で云えば
樹齢450年にもなる桜の古木と云うより
老木の移植を計画、
発案した高橋さんの言葉に
『進歩の名のもとに、
古き姿は次第に失われてゆく。
だが人の力で救えるものは
なんとかしても残してゆきたい。
古きものは古きがゆえに
尊いものである』
ものも消費、使い捨てが美徳であった時代も有りますが、
有名、無名にこだわらず
そんな一途な人もいたと云うことは考えさせられます。
そして今も
湖底に沈んだ家の身内の方たちの
心のよりどころとなっているようです。

ダムでせきとめられた人造湖、
御母衣湖の岸辺には沢山の桜が植えられています。
まだまだ界隈では花見ができますね。


29日の午後
心は『ひるがの高原』の落葉松林へと急ぎますが
身体は勝手にあちらこちらと動いてしまいます。