穏やかなお天気の昼下がり、
仕事をしているのかどうかは別として
 
母からの電話に思わず
「ばあちゃん、花見に行くか」
「うん」
「今行くから待っていて・・・・」
和菓子屋で桜餅と花見団子を買って
ペットボトルのお茶を2本下げて・・・・・
もう母は玄関の外で待っている。
こんな時の母の行動は私より全く早い・・・
時々は驚いてしまう
 
すぐ傍を流れる川岸にもずらっと桜並木が有るけれど。。。。
 
 
 
せっかくの天気も良いし、
街中を流れるもう1つの川までドライブを兼ねて・・・・
 
「tsuneちゃんと暮らしたかったよ・・・・」
 
そんな言葉を聞きながら
母と兼六園を横目で見て犀星の歌碑の建つ川原へ・・・・
やっぱり公衆トイレが近い場所を選ばねばならない。
 
「ばあちゃん、ここならトイレも近いし良いぞ」
 
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川面にも春の桜の風・・・・・
小さく散る桜の花びら・・・・
「綺麗やね~」
「気持ちいいね~」
 
 
川原に座って団子と桜餅を頬張って・・・
 
川の流れも静か、静かに散って来る花弁も風流。
 
2人の暫くの時間が
川の流れの様に静かに流れる。
 
 
「ばあちゃん、風少し冷たくなったから帰ろう・・・・か
 
川原にはまだ若者たちや家族連れの姿はあるけれど
私の連れは80歳も半ば過ぎ、
身体の冷えにも気をつけねばならない。
 
風邪だけは引かせないように・・・・・
 
 
歩道に落ちて吹きだまっていた花弁を
一握り
ハンカチに包んで
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母は自動車に乗ってきた。
 
昼下がりの暫くの時間・・・の出来事。