昨日の母、ショートスティから抜け出すの続きになります。
「弱ったなぁ、ばあちゃんを1人置いて来て
怒っているだろうなぁ」
そんな思いばかりが先になって
落ち着かねばならぬのにしどろもどろの自分
息子たちも娘も信用できない、私を邪魔ものにしてばかり
なんて思われたらどうしようも無くなるし、
今までの母に対しての苦労も皆な遠くになってしまう・・・
多分数分の濡れ縁での横に座っての思い。
大きく息を吸ってしまう。
夜の茶屋街

「ばあちゃん、寒いから・・・中に入ろう・・・か」
『ばあちゃん、邪魔だからショートスティに行ってるのでないんだよ
ケアマネの○○さんも連れて行ってあげたら
なんて云うし・・・
正直ショートスティって私には分からないし・・・・
でもそんなに嫌だったらばあちゃん行かないでおこうか・・・』
ついそんな思いがする。
部屋の中で炬燵に入って熱いお茶を啜る。
母は私がショートスティの場に置いてきたとは思っていない・・・・
母が良く云う『楢山節考の姥捨山』の世界
そんな山の処に捨て置かれた老人たちも
皆同じ思いだったのかなと思う。
そんな事を思うとひたすらただ説明もせずに
連れて行った自分が悔やまれてならない。
「tsuneちゃん、もう一杯お茶どうや・・・」
ふっとそんな言葉で我に帰る
「うん・・・・」
母は何も思っていないみたい。
縁の外は冬景色・・・・
そうだよなぁ、楢山節考の世界も確か冬・・・
そんなつまらぬ事ばかりが頭にある。
そんな時、母が
「おまえ、私が病院へ行かないと困るのだろう・・」
「・・・うん・・・」
「おまえが困るのだったら行こうか・・・・」
と素直にショートスティに行くと云う。
何も今、ショートスティの話もしていないのに。。。。。
ほっとしたらいいのか、哀しんだらいいのか又、病院へと向かった。
母に助けられているような介護の世界。
どちらが介護されているのか分からないけれど
それが親子の繋がりなのかもしれない。