あさ、出がけに何時もの様に
ベッドにいる妻に
 
  「おかあさん、行ってくるわ~」  (当地の方言)
  「うん、行ってらっしゃい」
  「おかあさん、行ったら寂しないか?」 (彼女の育った町の方言)
  「な~んも寂しない^^」 (彼女の育った町の方言)
  「そうか、そんなら行くね~」
  「うん」
 
何時もの会話・・・・こんな言葉で何となく妻の調子が分かるような気がします。
時には彼女の生まれ育った温泉街の方言も交えての会話。
こんなでいても帰宅するとゴロリと態度が異なっていることもあります。
それもみんな病気のせいかも・・・・
 
そんな緊張感を避けるため?帰宅前に近所の喫茶店で息抜き・・・・・
 
玄関先で一息息を吸い込んで
  
  「ただいまぁ」
  「おとうさんかぁ、リュックやと何も入らんし、買えんかった」
 
僅か歩いても五分位のスーパーへ行く彼女は
カートを1台買ってそれを押してスーパーへ出かけます。
 
先日からの積もった雪で生活道路はまだ輪だちしか残っていないところもあって
そんなカートでは押したり引いたりしても
傾いたり、引っくり返したり・・・・・
今日はリュックを担いで行ったようです。
 
 
  「御飯済んだら買い物行こうか・・・・」  刺激言葉は禁物です
  「うん、すぐ御飯にする・・・・」
  
  「おとうさん、風呂に入ったら風邪ひいたみたい、寒気するげ」 (これも当地の方言)
  「薬飲んで早く寝んなんぞ。。。」 (今日は方言ばかりです)
 
  「おとうさん、冷蔵庫の氷出来んし見て・・・・」
  「分かったぞ」
 
 
『やっぱり先には死ねんわなぁ』
独りで何も出来ない
彼女はどうして行くのでしょう、   (お金も無いけれど振り込めサギなんて一発でしょう)
やっぱり彼女を先に看送って半月後かなぁ
 
 
そんなつまらない事を考えながら・・・・・
 
少しの買い物をして・・・・
 
孫たちのお雛様に送る
菱餅や、雛あられも買って・・・・・そんな事の繰り返しです。