娘と2人で少しの酒を飲んで
少しの話をして
三人での夕食を終え、其々が又露天風呂へ。
冷えてきた外の空気に当たり
暗い中で川のせせらぎの音と
お湯の流れ込む音に幸せ感を感じる時間が流れる。
湯船から出たり入ったり
岩場に腰かけても
現定数の宿泊客であり男湯の方はひっそりと静かだった。
こんな静かで穏やかな気持ちになるのも久し振りであるし
ある意味幸せ感で一杯でもある。
ぼんやりとした灯りの中で
湯船の傍の雑草が一塊り美しくカバ色に紅葉している。
妻も此の侭こんな草のように美しく落ち着いて呉れればと思う。
疲れすぎない様に気持ちを張りつめさせない様にさせねばならない。
もうばあちゃんは寝ただろうか。
翌朝、宿泊料も娘が三人分出すと云うのを断った。
娘の好意を受けるべきかもしれないけれど
こんなに落ち着いたホテルを探して誘ってくれたのに
それ以上甘えることは出来ない。
本当に長い事ぶりで親子で一つの部屋に泊り、
暫く話をしたり、
1人だけ離れたベッドの中で
直ぐ傍に寝ているような2人の寝息を聞くのも嬉しい時間だった。
帰りには高山を廻り、白川郷を廻り、
妻も本調子でない中を娘がいる所為か頑張っていたと思う。
黙って頑張り妻に感謝しながら、
元の明るい妻に早く戻って欲しいと願うだけである。

家族みんなが元気なのが何よりである。