先日、
京都に住む高校時代の友人からメールが入りました。
 
3泊4日のスケジュールで
当地へ中学時代の同窓会、
父母のお墓参りを兼ねて来るような内容でした。
気帳面な性格の通り
びっしりと書き込まれたスケジュールが添付されていました。
 
高校時代も大人しく真面目で
級長をしていたこともありますが
修学旅行先で寝ている間に
パンツを脱がされ
お尻にマジックで悪戯書きもされた人でした。
 
能登の親戚やら恩師を訪ねたいと云うので
1日だけ能登へ同行しました。
 
胃癌での手術を受けて、
暫くしてウツになり、
今回もその日の朝までどうなるか分からないけれど・・・
とも書いてありました。
 
確か春先には
『息子が30歳にもなるのに引きこもりの生活』
とか云っていました。
 
 
能登までの道中に
そんな息子も5月ごろから働き始め、
8月にはお付き合いのあった
娘さんと所帯も持ったような話も聞きました。
 
ドライバーの技術も良かった?のか
時間刻みに近いスケジュールの中へ
能登の観光では廻らないような所も組み込んで
その日は彼の目的地へ届けて来ました。
 
2時間に1本のバスと云うような
能登でも陸の孤島と云われる
父親の故郷で祖父母の墓参りを終わらせ、
能登に散らばる親戚等は宿泊後
バス、タクシーに乗って廻ってきたようです。
 
何時の間にか親や祖父母のお墓参り、
親戚への顔見世
そんな事が気になるような歳になってきていたのですね。
 
それと高校進学を諦めていた中三の時、
無理やり母親を説得し、
奨学金の手配をしてくれた
かつての恩師が退職後住むと云う能登半島のの外れにも
顔を出してきたようです。
 
そんな事も気にしない人もいるけれど、
フッと同窓会のついでに廻ろうと云う
彼の気持ちに今回は惹かれたのかもしれません。
 
ほっとしたような口調で話す息子さんの事も、
癌と云う病を乗り越え
、鬱と云う病との闘いの中から取り戻した
生きるている、
生きると云うことの大事さを感じたのかもしれません。
 
 
特別人の為でなくていい、
今は何も世の中に立てなくても
頑張って病気と闘っている人もいるのですよね。
 
生きていると云うことの貴重さを教えて貰ったような日でした。
 
 
それと昔
ある先輩が
『tsuneや、あのな、世間には
「悪い奴で世の中に為にならん」
と云われる人間もいるけれどそれは違うんや。
「あんな悪い奴にはなるなよ」
と云われるように
そいつはそれで一つの指針で役に立っている』
 
どんな人間も
皆なそれなりに社会の役に立っているのですね。
 
今は役に立てなくてもこれからなるかもしれないし
今までも役に立ってきたことがあったかも知れない
 
諦めないで皆な生きていることの
素晴らしさを感じ合い
大きな夢と少しの思い出を持って
気持ちを分かち合いたいと思います。