蕎麦の白い花が一面広がる蕎麦畑。
この白い花を見ると思いだすのは昔、
子供の童話集の中に『そばのみはなぜあかい』と云う話がありました。
細かいことは忘れましたが
確か『優しい赤鬼』がいて・・・何かで大泣きした時の
赤い涙が大地にしみ込んで蕎麦の根が赤くなったようなお話だったと思っています。
そんな童話を思い出しながらの蕎麦畑。

新蕎麦でうった蕎麦も美味しいですね。
最近まで年に数回知り合いの御家庭から蕎麦打ちパーティに呼ばれたものです。
みんな何かをぶら下げて参加します。
女性陣は奥方のお手伝い、各亭主殿はお酒飲みのお手伝いです。
1メートルを超えるスズキが持ち込まれ刺身にしたり
春には山菜の天婦羅だったり
飲んで食べることにはみんな真剣だったようです。

我が県には
漁師の与次郎が鰯を馬に積んで金沢へ向かっていたところを
天狗に襲われましたが、うまく近くの家の中に隠れることができました。
そして天井裏から天狗より強い者がいるようにふるまったところ
天狗は驚き、カメの中に隠れましたが与次郎さんは重し石をのせて
下から火を焚くと何時の間にか火は消え、
中を覗くと天狗は赤い水になっていたようです。
与次郎がそれを裏の畑に撒くと蕎麦の根は真っ赤に染まったと云うお話。

そのほか地方によって色んなお話があるようですが
そんな童話を思い出しながら蕎麦畑を見て
蕎麦を食べるのも一味美味しく食べられるかもしれません。
子供や孫にそんなお話をして上げるのもお父さんのカブが上がるかもしれませんね。