夜もこんな時間に
誰も待っていない
真っ暗な家に帰るなんて少し侘びしいものですね。
初夏の頃に庭に咲いたハンゲシヨウ
先の葉っぱ数枚が白く色が変わります。『半化粧』とも『半夏生』とも書きます。
匂いは結構強いですが茶花としても使われるようです。

1人で玄関の鍵を開けて、
誰もいない事が分かっていても・・・
「ただいまぁ」の声。
真っ暗な中を玄関から茶の間の電気を付ける。
縁のカーテンを全部開いて戸をあけて
庭に光が漏れて少しホッとします。
それから家中の殆どの電気を付けて・・・テレビからは金属的な響き・・・・
テレビの中ではつまらぬことで
何処かの誰か分からぬ女性が手を叩いて笑っています。
仕事とは云え、
なんでこんなつまらぬことが可笑しいのか理解出来ませんよね。
そして皆な目元ぱっちりの付け睫毛付けて・・・・
どのタレントさんもみんな一緒な顔になって見えて・・・・
慌ててテレビを切ってしまいます。
そしてまた静かな空間・・・・
誰もいない部屋・・・・
珈琲を入れてボーとしていると
奥の部屋から「お帰りぃ・・・」と妻の声が・・・
二階からトントンと降りて来て
「おとうさん、今日ね・・・」と子供の声が聞こえてきそうです。
明るい間は考えないけれど
暗くなってこんな時間に考えるのは
妻の事、そして子供の事、
そして・・・ばあちゃんはもう寝ただろうか・・・・
愛している人と云うより廻りの親しい人が
皆な頑張って生きていると思うと
そんな身勝手な少しの侘びしさは消えてしまいます。
そんな彼女らの為に元気でいなくてはなりません。

明日の土曜日
何処か独りで走って来ようかななんて思う時間です。
ま、朝起きてからの事ですが・・・・