洗濯機を回してみたり、
乾燥機を開いてみたりしていたら
こんな時間になってしまった。
 
 
妻の症状のごとく少しずつ色を変えながら咲く紫陽花のはな
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昨日はあんなに病院から電話が入り、
最後の電話がかかって来たのが消灯時間も過ぎた10時半だった。
 
頼まれた下着を何枚か買って、
洗濯物を持って、そんな物と一緒に
ペットボトルのお茶やらプリンなどぶら下げて
鍵の掛かっている隔離病棟へ行ったのは午前中である。
 
歯が痛いとか、歯茎が痛いから
かかりつけの歯医者へ行きたいとか云っているけれど
許可なんて出る筈もない。
病院の中の歯医者で少し様子を診てもらえば良いのに・・・
なんて思うけれど 『元・お嬢様』 は今なお我儘でもある。
 
そんな彼女が面会後の午前中からピタッと電話もかからない。
何回もかかる電話も煩いけれど掛かって来ないと少しの心配もある。
明日の午前中には、今乾燥機の中の物を持っていかねばならない。
 
少しは落ち着いた様でもあるが今度の入院は少し長くなるような気もしている。
 
 
 
過去を思い出しても仕方ないけれど
思い出にあるのは
彼女との楽しかったことだけ・・・・
力いっぱい恋をして
力いっぱい愛し合ったことだけ・・・・
 
思い出があるから離れずにいることが出来る。
所詮は男と女。
今更昔に戻れる筈もないけれど
今更昔ほどの情熱は無いけれど
やっぱり思い出があるから傍に居ることが出来ると思う。
 
何時まで彼女を支えられるか分からないけれど
夫婦って難しい。いや、単純、簡単なのかもしれない。
 
 
そう、私も独り家の中、
彼女も一人病室の中、
ばあちゃんも一人家の中、
 
暫くでも
一人で生きることは難しく頼りないものでもあるかと思う。
 
そして、少し涼しくなった夜の風が縁側から抜けていく・・・・おやすみなさい。