40分ほど走った処にかつて県内で1番大きかった尾小屋鉱山の跡があります。
そんな鉱山の麓に在った小さな集落を訪ねてみました。
鉱夫達の元宿舎の跡からは山を一つ越えていますから
何故ここに小さくても集落があるのかは分かりません。
今残るのは5、6軒です。

そんな集落ですが何故か赤いポストが2本も在りました。
屋根が抜けてしまった廃屋と並んでいると不思議な気もします。

集落の入り口の民家の角に立つ郵便ポスト。
このお家にはしっかり鍵がかかっています。
手入れもしっかりなされているようで
多分お盆にはみんなが帰ってくるのを待っているのでしょう。

1枚目の写真にある看板の出ているお店のカーテンの隙間からは
木製のガラスケースにパンが幾つかありましたが
誰が買いにくるのかは分かりません。
軒下の
此の 『簡易宿所』 と云う看板を見ると
昔は鉱山関係の方が出張で泊っていたのかもしれません。
そんな歴史を感じさせる看板でした。
こんなお米屋さんの看板を見たのも何年ぶりでしょうか?
いや何十年振りかもしれません

タバコやさんの看板も貼って在ります。
この『タバコ小売所』
小売り人の看板も
たばこ販売が専売公社での許可制度の名残でしょう。
昭和の時代の集落に足を踏み込んだような思いも有ります。
ただ隣の集落とは車で10分足らず、そんな意味では限界集落とはなっていないようです。
けれど後10年もしたらこの小さな集落も皆な廃屋となって消滅してしまうのでしょう。
こんな写真も後々には孫たちに残してやりたいものです。
裏を流れる谷川への斜面に盛りを過ぎたオダマキの花が咲いていました。
