一昨日の続きです
十時を半分程過ぎての電話は
「今日は来なかったから寂しかった」 と云う母の電話であった。
「・・・・・・・」 確かさっきまで一緒だったのに・・・・・
そんな母に対して怒ることも小言を云う気持ちも無い。
自分の子供たちからも うとまれれて、
おまけに母が一言二言言えば倍以上にきつい言葉で返される今、
誰かが母の云う言葉をを聞いててあげねば母の痴呆は一気に進むと思う。
それには八十も半ばを過ぎて
一日の大半を独りで誰と喋ることも無く過ごす寂しさからと
理解していかねばならない。
痛む足を少し引きずり歩く姿を見、
畳の上に両足を投げ出して座椅子にもたれかかり
何とも言えない顔で宙を見ている姿を
何度も何度も見ると余計母から離れることが出来なくなっている。
子供たちからの寄せる波のごとくの強い態度や言葉から
せめて堅牢な防波堤でなくても少しは防いであげねばならないのが現実である。
「明日、来てね」
「分かったよ」
「あのね、年金の事で聞きたいこともあるし・・・・
どれだけ考えても分からない事ばかりで・・・」
「うん、でもね、ばあちゃん
考えても分からん時は考えない方が良いよ。
それよりもう遅いし 寝たら・・・」
「分かった、そうする。・・・・・・・・おやすみ」
恐らく私が外食している時も何回も電話をしていたのであろう。
単なる独りでの寂しさだけなので有ろうか。
怒っても仕方のない事である。
人の声が聞けて・・・暫くでも話が出来れは安心して眠れるのだろう。
又、畳の上でゴロリと横になるのではないかとも思う。
ばあちゃん、ずうっと一緒に居ることが出来なくてゴメンね。
こんな時は勝手に目がうるんでしまう。
寂しくても耐えねばならない時が有ると思います。
後はその時の自分の精神状態だけなのかもしれません。
そんなことすら分からなくなってきたのを
痴呆と呼ぶのか分かりませんが・・・・・・ 続く
とあるショップで見かけた兎さん。
私には雪うさぎの様な方が可愛く思うのですが・・・・

時折少し温かい風が吹く様な気もします。
関東では雪が積もったとか云いますが
異常気象も数年続くとそれが普通になってしまいます。
三月もやがて半ば近くになると嫁さんの誕生日。
又一つ歳をとります。
歳を取って行ってくれると嫁さんも喜ぶのですが・・・・
明日はどんな日でしようか、穏やかな一日で有りますように。