朝、妻は私の同行を断って元気に独りで病院へ出かけました。
流行風のワクチン注射も受けて薬を頂いてきたようです。
今日の帰りには通り道の繁華街で
馴染みのお店でお昼を食べてきたと云っていました。
 
何時もは繁華街をぶらついて両手に一杯買い物をしてくるのですが
今日は買い物は見合わせたようです。
暫くの間でも繁華街をぶらついてきた所為か
気分転換にもなったようですね。
 
軽い疲れと安心して寝ているのでしょう。
小さな鼾が隣の部屋から聞こえてきます。
今日もゆっくり休んで下さい。
 
 
前日の続きです
 
母の年金が振込まれる銀行の支店から電話が入った
 
またかと思う。
 
一体何回銀行まで迎えに行けばいいのか・・・・、
なんて思いながら電話を取ると
 
  「tsuneさん、今日は四、五回ほど電話が入りました。何とかして下さい」
  
  「あのね、銀行さんの立場も分かるけど、口座を持ってればお客さんだよ」
  「現にあなたの処にもそこそこの預金があるでしょ、その時だけお客さん
  顔をしていて、一体どんな積もりなの? 
  まして、一日中、二十四時間私親についてる訳でなし・・・」
 
  「いやぁ、事情は分かるのですけれど、一日四回も五回も電話されると・・・・
    『電話したら駄目なの!!』  と云いたい気持ち・・・・・がある。
 
  「だけどね、あんたの気持もわかるけれど、どんなお客さんでも丁寧に事情を
  説明してだね、納得させればいいんじゃないの」
 
  「それが・・・」
 
  「だから銀行さんから 
  『ばあちゃんが来てる』 と云われた時は出来るだけ早く
  迎えに行っているじゃない。
  他の人に迷惑かけられないし、
  銀行さんの立場もあるし。・・・・
  電話なんかして銀行さんに迷惑かけないようにって何時も云ってるよ」
 
  「・・・・・・・」
 
  「とにかく、こちらでも注意をするから銀行さんでも上手にあしらってよ。
  『お財布の代わりと通帳の代わりに息子さんが居るから息子さんに云って下
  さいとか、息子さんと一緒に来て下さいとか・・・・さ』 」
 
それだけ云えば母は納得して電話を切るか、私に電話をかけ直すかである。
私に電話する前に其処まで知恵を働かしてよ・・・
なんて思ってしまう。
 
支店こそ違え私の取引している銀行でもある。
代理さんとか知っている人もいる訳でそれ以上の事は云えない。
  
 
ただ先日の社会保険事務所の 
「電話しないで下さい、させないで下さい」 
よりはましかもしれないし私もそれほど傷ついた訳でもない。
 
それでも出来るだけ周辺の人には母の認知症の事は知られたくなかった気持ちもある。
 
母の事で迎えに来て欲しいなんて電話が銀行からかかる時はホントに不思議に事務所に座っている時である。
 
現実 
  「何とかして下さい」 
って言われてもどうしようもないのが現実であって、
そんなことに 
  「ばあちゃん、銀行に電話したら駄目っ」 なんて云えるはずないないし・・・・
 
まァ、銀行から電話が入った時はすぐ迎えに云ってるのだしそれで良いのじゃないの・・・・なんて思っている。
                                             続く
 
 
青空のお天気が続きます。
明日も無事で穏やかな一日でありますように