昨日久し振りに台所に立って自分の夕食のおかずを作る時
妻は私の姿を笑いながら自分の好きな『苺』を食べていました。
「食べれば~」の一言もなく・・・・・・
さて煮魚の味は?・・・・まあね、こんなものでしょう、
一寸、味付けが薄かったけれど仕方ありませんね。
「やっぱり、おかあさんで無いとダメや~」
なんてボヤキが出てしまいました。
師走に入っての今日暖かな穏やかな一日でした。
明日は妻の診察日です。
持っていくものをチェックして先ほどベッドに入りました。
前日の続きです
こんな汗が出るような秋の日なかを
母は何を思ってこんなところを歩いていたのだろう。
それも家にいる時の普段着でもなく、
かと言って外出着でもないけれど
小ざっぱりした服に着替えている。
何回か母とお茶を飲みに行っていた喫茶店のママが笑っている。
何時も
「お洒落で元気だね~」 とか
「若いね~」 とか言って貰って喜んでいた母である。
「うっかりしておまえの事務所の前を通り過ぎてしまってね・・・・この花を事務
所に飾っておこうかと思って・・・・」
そう照れ笑いをして、事務所にトコトコ入ってくる。
ママには覚えて頂いた事、気づいて連れてきて頂いた事に頭を下げて、
母を応接椅子に座らせた。
暑い中を庭先で花を見ていて、
あるいは草むしりをしていて
私の事務所のことを思い出して花を切ってきてくれたのかもしれない。
『ありがとう、ばあちゃん。冷たいお茶でも飲んでゆっくり休んでいて下さい』
それにしても約二キロの距離を、
ばあちゃんが痛い足で歩いてきたとしたら三〇分以上の時間である。
殆ど一本道とは言え
良く迷子にもならず途中の信号をも渡ってきたものである。
もしかしたら思っていた以上にしっかりしているのかもしれない、
なんて思う。
暫く休んでいてもらって仕事の切りのついたところで車に乗せる。
又、シートベルトを首に巻いて 『締まらん、分からん!!』
締まる筈無いのに・・・・なぁ。
走り出すと 「お天気も良いしドライブでもしようか」 変に元気の良い母である。
しっかり戸締りしてある家の戸を全部開けて母と縁側に座る。
事務所に持ってきてくれた黄色い花が一角に咲いている。
「ばあちゃん、今日、病院行ってきたの?」
「何処も悪くないし、行っとらんよ」
「今歩いて足疲れとるし電気でもかけに行こうか、ばあちゃん」
「おまえがそう云うのなら行くか」
今日は何となく素直で穏やかで母の顔も落ち着いている。
こんな日々が続いてくれたらいいな。 続く
師走、忙しくなりますが皆さまも車の運転には気をつけて明日も良い一日が訪れますように