時折アラレのぱらつく寒い一日でした。
 
今度の木曜日、妻は月に一度病院へ行く日です。
未だ丸々二日間もあるのですがもう診察券やら色々用意していました。
何から何まで前へ前へと考えています。
もっとゆっくり考えていっても良いのにとは思うのですが 
この性格は昔も今も直りません。
本当はこのウツとかいう病気は
一緒に診察した方が良いらしいので久し振りに
病院の診察についていこうかとも思うのですが。
妻からの許可が出るのかどうか・・・・・
 
 
 
前日からの続きです
 
天気の良い土曜日、
久し振りに母と近所の大型スーパーへ出かけてみた。
 
特別の目的もなく偶には人ごみの中へ連れ出してあげて、
ほんの少しの刺激もあっても良いのではないかと思う。
独りで家の中に閉じこもってばかりではおかしくなってしまうとも思う。
 
多く歩く事もなく、
婦人服コーナーで一緒にブラウスを探すが
母の気に入ったものは無い様である。
 
せっかく来たのだから時折肌寒く感じる季節、
外出用にとオレンジ色の腰の辺りまでの軽いハーフコートをプレゼントした。
 
目立つ色の方が今後の事も考えると良いのではないかとも思うし、
腰の辺りは暖かい方が良いのではとも思う。
 
その袋をぶら下げて食堂へ入って二人でラーメンを頼んだ。
 
  「そう云えば、おまえは子供の頃からラーメンが好きだったねぇ・・・・」 
 
母は自分の鉢からチャーシューを私の鉢へ・・・・
 
    《ありがとう、ばあちゃん。その優しさと心遣いが今でも好きです》
 
 
ふっと箸を止めて
遠い昔を懐かしむように私の顔を見ている母の目。
 
其処に写っている私は五十も半ば過ぎの息子でなく、
遠い昔の幼い我息子であったかもしれない。
 
 「偶の外食は美味しかったねぇ」 そんな言葉を聞きながら外へ出る。
 
僅か一時間程の買い物である。
お天気も良いし、近所の山をドライブしてみる。
 
三十分も経たぬ間に 「少し疲れた、家に帰ろう」 と母。
 
偶の人ごみでの疲れかもしれない。
 
でも本当に疲れたのは私です。
 
 
 
妻は今また入院中。
 
入院が良いのかどうかはわからないが 
少し夕食の用意をして、偶に外食して、それで疲れたからとか、何もできないし 入院したいと云うのなら
これも仕方の無いことだろう。
 
その間ばあちゃんの家に泊まって来いと云うけれど、
妻も母も其々が気分不安定な中を簡単にそう云う訳にもいかない。
 
家を出れば母の事、
家へ帰れば妻の事、
一体私自身は何をやっているのか自問自答する事もある。
 
結局は自分のやれること限度ってつまらなくささやかなものでしかない。
 
母の事を妻には云えず、
妻の事は母には云えず、
まして子供たちや兄弟親戚にも云えないってことは自分で考え、
自分で解決していくより仕方の無いことなのだ思う。
 
男の私が何ら経験もないまま手探りであっても
母も妻もある程度満足してくれているのだから
このまま歩いて行く事しかないと思う。
                                               続く
 
 
寒くなって来ました。
ご来訪頂いた皆様、お体に気をつけて明日も良い一日を過ごす事が出来ますように