妻は
今日も八時になるかならぬかに 「オヤスミ」 と妻は自分の寝室に入っていきました。
今、軽い鼾が聞こえてきます。
 
いろんな意味で頑張ってきた妻に優しくありたいと思っています。
自分の子供と同じく何をするのにも声をかけて、
独りでないことを感じて貰わねばなりません。
 
今日も昼頃、近所の餅屋で 『オハギ』 を買ってその足で
その近くの喫茶店で独りで 『焼きそば 』を食べてきたらしいのですが。
それは彼女自身が求める軽い自分への刺激であって
ベッドの中で寝てばかりよりは良いとも思っています
時折は笑顔も見せて・・・・時折は私に小言も云って・・・・
 
ウツ病と云う病のただ単なる小康状態なのか、
治りつつあるのかは多分医者にも分からないのだとも思っています。
退院してから一年半、良く頑張っていると思うし良く耐えていると思っています。
 
ゴメン、今でも君のウツと云う病気を全部理解できなくて・・・
今晩もゆっくり寝て休んでください。
  
 
 
 前日からの続きです
 
 
社会保険事務所の人間に そんなきつい言葉を母に云われ、
思わず私も喧嘩腰になってしまった。
 
  「一日、何回の電話があってもそれに対応するのがアンタらの仕事だろっ。
  もっとやな早く来て何時から支給されていますよ、と丁寧に説明すれば良
  のだ」
  
  「それに年寄りには年寄り向けの説明があっても良いのじゃないか。
  何だか細かい数字の印字をプリントして持ってきて、それで説明終わり??
  アンタたち、社会保険料集めるだけ集めて、支給は申告だと?
  支給に対する細かい説明も無い?
  一人で不安がるのも分からないのか!!」
  
  「何の為に私を呼んだの、いい加減にしろよ!」
  
  「そんな説明なら私でも出来る、帰れよ、帰って呉れ!!」
 
  もっと強い言葉だったかもしれない。
 
 
痴呆の初期と云うのか、理解力が落ちてきていると云うのか分からないが、
そんな私の母に、いや私の母でなくても
  
  「・・・・・もう、電話しないでください」 って良く云えたものだと思った。
 
 
これが子供も遠方にいる本当に独り暮らしだったらどんな説明をするのかとも思う。
 
それに私に同席を求めての電話も 事務所の電話番号をどう調べてきたのかも分からない。
  
   世の中分からない事が多々有るものである。
 
大体が役所の人間、公務員はこうである。
二十、代三十代の人間に対するのと同じマニュアルの通りの説明である。
 
こんな問題は一時間かかっても二時間かかっても説明して、
その時だけであっても理解させねばならないと思う。
理解できる年代と、
頭の理解力が大分落ちてきている人間に
同じ説明しかできない事がおかしいのである。
 
彼らは顔を赤くさせて何も云わずに帰って行ってしまった。
 
何の為に私を同席させ、その上 「もう、電話しないでくれ」 とは一体何事なのであろうか。
この言葉は母に云った言葉でなく同席させた私に
  『しっかり母の傍にいて周辺に迷惑をかける行為をさせるな』
と云う事を告げたかったのだと思う。
 
我家でなくても今後はこんな問題がどんどん出てくるとも思っている。
                                              続く
 
妻も全て私任せであってこんなことも全く分からないし一番の心配事でもある。
明日も素晴らしい日が皆さまに訪れますように