草の匂いが 心に沁みる。
満月が 綺麗だ。
母が亡くなって 母が亡くなった事が寂しいだけじゃないな、と 気がついた。
母の中にいた 父も居なくなって 又 父も より遠いところに 行っちゃったな、と。
でも 2歳下の弟が私には、いて 父母の思い出をお葬式の時に語り合う事ができた。 よく喧嘩してたな、だの 離婚したらどっちがどっちについてくるだの聞かれて 困ったな、だの 母が押し入れに隠れて 父が お母さんが居らん、って必死で探してたな、だのと 今じゃ下らない笑い話だ、、、。
私達がこうして父母の思い出を語り合う間は まだ父母の生きた痕跡がこの世にあると言う事だな。 今もまだ私達の心に生きてる。
今日も なんだか脱力して 私 これから何をしよう。と。
何をすれば良いのかわからなくなりそうになり。
まあ 洗濯して掃除して 原付がパンクしたからバイク屋さんに行って直して貰って。
息を吸って 吐いて ご飯を美味しく食べられたりして 猫を見るたび頬が 心がゆるみ 仕事をして 海を空を見て 本を読み 時々嫌なことを思い出して苛々したり落ち込んだり自分が情けなくなったり お風呂にゆっくり浸かって感謝を感じたり 鉢植えに花が咲いて嬉しくなったり 手芸をして 音楽を聴いて ほぼ一人で静かに過ごす。 寂しくても笑う事もあるしな、、。
前より少し自分の内面に変化があったとしたら 物事の明るい方を見て、楽観的でいたいな、と 思って来たな、、、。
薄暗い部屋の中に二人の人間がいて、一人は壁の方を見ながら、暗いと呟き、一人は窓の外を見て明るい、と言ってる、って話しがあるけれど
寂しさ極まると自分から窓の方、光を探して見ようとするようになるんだな。
そうじゃないと生きる気力も湧いて来ない、、。
死ぬのに何の為に生まれたんやろ、とか若い頃から厭世的な、悲観的な思いに囚われたり
なんの使命も感じないし大した事何も成し得ないやん、とか感じがちだったけど
何をしたら楽しいか?だけで良いやん、もう。
あと感謝は大事だなぁ、、、、。
明るい方を見ないと本当に生きて行けないわ。
あ でも 地に足ついた、落ち着いた明るさが良いな、、、。
空虚なお祭り騒ぎは後から余計に寂しくなるから、、。
独り言にお付き合い頂きありがとうです、、