診断されるまで ④ | ひねもすのたりのたりかな

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2013年8月に急性肺血栓塞栓症と診断されました。
発症から7年、現在塞栓症の症状はありませんが、下大静脈フィルターを留置したため、ワーファリンの服用を中止することが出来ず、定期的に通院しています。
2018年1月から地元のクリニックに転院しました。

ストレッチャーのまま、処置室に運ばれて、診察台に移されました。

この時も、自分で移ろうとしたら、「動かないで」と言われ、よくドラマで観るような、先生や看護師さんらに囲まれて「せーの」で移されました。


心電図のモニターがつけられ、点滴のルートを取ったり、採血したり、周りは慌ただしく動いてましたが、私は頭の中が???状態。


看護師さんに、主人の連絡先を聞かれ、携帯の電話番号を教えました。

病院から主人に電話がされ、簡単な状況説明をしたあと、電話を替わってもらえました。

何を話したのか、あまり覚えていないのですが、多分、「大丈夫」ということと、上の娘が塾に行っていたので、迎えに行くように頼みました。

この時、失敗したなと思ったのは、着替えを頼まなかったこと。

突然、病院から電話が掛かってきて、「奥さんが救急車で運ばれてきました、このまま入院になります。」

って言われたら、動転するのは分かるのですが、パジャマの1つくらい持ってきて欲しかった・・・

男の人って、気がつかないのかな?それに加えて、本人が至って健康で、病院と縁のないタイプなので余計だめなんだろうな。



電話の後、CTを撮るために車椅子で移動。

造影CT,初体験。

あの身体の中がジワッと熱くなる感じが気持ち悪い。

造影剤用の注射針は太いし、撮影中、ずっと手を頭の上にあげているのもきつい。

肺を撮影するので、息を止めておくのもつらい。

息切れで、酸素吸入してるのに、息止めてってねぇ~

仕方ないんだけどね。


CTの後、下肢エコー検査のために、再度、車椅子で移動。

ベッドに横になり、端子で足の付け根からふくらはぎの下まで。

結構こそばゆい。


検査中、何人かの先生がぼそぼそ話してるのが聞こえて、めっちゃ怖かった。

中途半端に聞こえてくるって、嫌なもんです。

しかも、専門用語だし・・・


病院に着いて約2時間。

一通りの検査が終了しました。