清少納言と紫式部 

平安時代の出来事を

詳しく紹介してきましたが

もっとわかりやすく

現在風にしてみました。

一条社長

京都の大企業の二代目ボンボン社長です。

仕事は周囲の人にまかせっきり

学生時代の男友達と毎日遊んでいて

まだ独身です。

会社を支えていたのは

先代社長時から取締役

かれらは

会社の乗っ取りを考えています。

先代社長は即位の日、高御座で「やっちまった」

藤原道隆(長男)

よし、自分の娘と社長を結婚させて

子供を産んだら次期社長にしよう。

藤原定子(一条天皇より3歳年上)

とりあえず社長秘書として社長に近づかせる

ただ?

箱入り娘なので知識も男性経験もない

誰か良い家庭教師はいないか。

ききょう(清少納言)

良家の娘で高学歴

一度結婚して子供もいるが

離婚してシングルマザー

定子の教育担当として社長室に

明るい性格で、人当たりもよく

周囲の重鎮たちともうまく仕事をこなす

定子も

そんな清少納言の行動をまねして

明るい女性になる

一条天皇と交際が始まる

一条社長と妻定子

年上の魅力を活かして一条天皇と結婚

互いに若かったので

子供ができるまで結構かかりますが

定子21歳の長男を出産

しかし、難産

定子は体を壊してしまい

若くして亡くなります。

それでも

定子を忘れられない一条社長

道隆専務は次の手を

定子にそっくりの妹を結婚相手に・・・

しかし社内の反対もあり破断

次の女性は、かなりの年上

何とか結婚まで行くも

妊娠せずの状態が・・・

藤原道長(五男坊)

自由な性格で仕事や勉強より遊ぶ方が

まひろ(後の紫式部)とも出会い恋愛関係

プロポーズするも振られてしまう。

まひろ(紫式部)

父親か課長どまりの転勤族

父から文学を習い

アルバイトの代筆でお金を稼いでいます。

道長からプロポーズされますが

当時の道長は

五男坊で将来も見えない状態

さすがに

この人はダメとお断り

父の転勤と共に各地を転々と

行く先々でももてるが結婚は断り続ける

父が本社勤務に戻ったころ

藤原宣孝

大金持ちだけどかなりの年上(父と同じ世代)と

パパ活で付き合い始める。

宣孝はすでに結婚して家庭もあるので

不倫、浮気相手

時々、生活費とお土産など持参して

まひろの元へ

一夜を過ごして帰ります。

頂きりりちゃんプランで

結構な資金援助もあり

結婚を受け入れますが別居生活

一方で

元カレの道長とも出会います。

昔と違って偉くなっています。

なんと道長とも・・・二股で

女の子を出産

戸籍の上では宣孝

藤原倫子(ともこ)

彼女も大企業の娘で

一条家の会社の大株主

うぶで世間知らず箱入り娘

ぽっちゃり系で健康的な女性

道長は近づき、まもなく交際へ

道長から見ると「高根の花」でしたが

まんまと「玉の輿」に

人前では、良妻賢母を演じて

二男四女の子供を

四女は44歳の時の子供です。

夫 道長とまひろの浮気も

うすうすと気が付いています。

 

藤原彰子

道長と倫子の長女

一条社長より三つ年下

彼女の教育担当は

道長の不倫相手のまひろ(紫式部)

藤原彰子

定子が亡くなり

一条社長は✕3で四番目の奥様が

流れは、道長と倫子側へ

彰子は二人の男の子を出産

後の次期社長に・・・

清少納言

定子の死後、宮中をさりますが

宮中での生活をコミカルにかいたエッセイ集

枕草子を書き上げます。

実は

これは社内の出来事を

正直に書いた暴露本

週刊誌が取り上げ、大ヒットします。

紫式部

紫式部のもう一つの作品「紫式部日記」

そんな清少納言がうっとうしい

光源氏(架空のヒーロー)を主人公とした

源氏物語

イケメンで頭もよく、高学歴

女性の扱い方も上手と云った

雑多に実在しない男性像です。

こちらも大ヒット

それを読んだ女性社員ども

社内の男性では満足せず晩婚化

お局様が、それぞれの職場に

一条社長の家系

一条社長と彰子の子供も社長に就任

道長と倫子はさらに

次女、彰子の妹と結婚させます。

その子供も次期社長に

倫子44歳で産んだ四女と結婚

なんと四人の女性全員を社長夫人にしました。

藤原賢子

まひろ(紫式部)と藤原宣孝の子供

戸籍上の父宣孝も亡くなり

母、まひろも病に

宮中で後ろ盾を失う一人娘

一通の母からの手紙が

「あなたは、明るく

 男受けの良い女性になって

 ちゃんとした男性と結婚してね」

藤原賢子|男にモテすぎた後継者

賢子は、その意味を理解して

結婚、出産

しかし離婚

二度目の結婚、出産して

長寿を全うします。

不倫やパパ活で生活した

紫式部、実は

人生を反省していました。