高天原を追放された素戔嗚

出雲の国へ到着します。

川を上ると一軒の家があって

中から泣き声が聞こえます。

そこには老夫婦と美人の女性が一人

これからの神さまでよくある出来事

一目ぼれ

天空界の女性が、あの天照なので

最初に出会った女性に

惚れてしまったのでしょう。

八岐大蛇退治を約束して

櫛名田比売(くしなだひめ)との結婚を

クシナダ姫を櫛に変えて

自分の頭にさして

八岐大蛇を退治します。

こうして

めでたく二人は結婚へ

クシナダ姫としては

無理やり連れだされた?

感はありますが

命の恩人でもあります。

二人の男の子を出産しています。

一方、素戔嗚は

他に二人の妻を・・・

当時は一夫多妻なので

この手の話もたくさん登場します。

二人目の奥さんは

神大市比売(かむおおいちひめ)

伊邪那岐・伊邪那美が産んだ神様

大山津見神の子供です。

腹違いも知れませんが

姪にあたります。

神様の血筋も重要です。

出雲の国造りには必須なので

周囲の人々から勧められた

戦略結婚だと思います。

ここでも二人のお子さんが

その他に

佐美良比売命(さみらひめ)

と誓約の上ですが

天照大神が妻とされています。