伊邪那岐が夫

伊邪那美が妻

の夫婦神です。

この日本列島や

山や海など沢山の神様を産んでくれました。

そんな二人の結婚生活です。

出会いはわかりませんが

国産みの時に

最初の国産みは失敗

蛭子として流します。

失敗の原因は

女性の伊邪那美から声をかけた

次は

男性の伊邪那岐から声を掛けます。

「あなたの身体はどのようにできているか」

とお尋ねになると

伊耶那美命は

「私の身体にはどんどん出来上がって

「それでも、足りない処が1箇所ある」

とお答えになった。

そこで

伊邪那岐命は

「私の身体にはどんどん

 出来上がって余っている処が1箇所ある。

 この私の成長して余った処で

 あなたの成長して足りない処を

 刺して塞いで国土を生みたいと思う。」

間違いなく夫婦の夜の営みです。

そこそこラブラブでした。

続いて

風の神・木の神・野の神といった

自然にまつわる神々を産む

神産みの儀式で

火の神火之迦具土神を出産した際に

伊邪那美命は

あそこを火傷してしまい亡くなります。

当時の女性の出産は命がけです。

 

夫婦愛が強い伊邪那岐の命

伊邪那美に会いたくなり黄泉の国へ行きます。

しかし、

伊邪那美は醜い姿になっていました。

それを見た伊邪那岐

一瞬で愛が覚めてしまい逃げ出します。

伊邪那岐も普通の男性?

容姿は大切だったようです。

その後は、大変な夫婦喧嘩に発展

黄泉の国の出入り口を岩でふさいで

伊邪那美

「魔日千人殺したるわ」

伊邪那岐

「毎日2千人産んだるわ」

の売り言葉と買い言葉で

離婚が成立します。

意外と偉い神様も

現在の男女関係と

あまり変わらないようです。

その後も伊邪那岐は一人で神様を産み

天照、月読、素戔嗚の

三貴神を産みます。

ひょっとしたら再婚があったかもしれません。