続いて神話を二つまとめて

天照大神の孫、ニニギが天孫降臨して

なぜか?九州の高千穂の地へおりて

九州の高千穂(宮崎)国造りを始めます。

吉野ケ里など九州北部環濠集落から移住

弥生時代末期に環濠集落から人が消えます。

一方

素戔嗚も出雲の地へ

そして、当時の権力者:八岐大蛇を退治して

国造りを始めます。

その後の九州では

山幸彦・海幸彦の神話になり

神武東征の話とつながります。

一方

出雲では大国主の神話になり

出雲の国譲りと続きます。

国譲りの登場人物は

大国主と4人の使者

1,天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)

2,天菩比神(あめのほひのかみ)

  天照と素戔嗚の誓約で産まれた五皇子の一人

3,天若日子(あめのわかひこ)

  高天原から放たれた矢にあたって死亡

4,建御雷神(たけみかづちのかみ)

  なんと、伊邪那美が最後に生んだ神様

いずれも、天空界(高天原)からの使者で

天孫降臨しているニニギやその子孫ではありません。

この時代では出雲と日向の関係性はありません。

共に

高天原が二つの国を治めた形です。

仮に高天原が九州玄界灘の地方

伊都国、奴国地方で

弥生時代に大陸文化が九州北部から

南(宮崎、鹿児島)へ伝来

東(出雲)へ伝来した時の

口伝の神話ではないでしょうか。

素戔嗚が八岐大蛇を退治して

最後に尻尾を切った時に

自分の剣が折れて、出てきたのが三種の神器となる剣です。

青銅製の矛から鉄製の剣に変わった時代でしょう。

※素戔嗚は出雲にあった村々の一族と一緒になった。

 その他の一族を滅ぼした。

 出雲でも大乱があり勝者が素戔嗚

素戔嗚の出雲の国造りが弥生時代末期

大国主の国譲りが古墳時代中期位の神話です。