PowerAppsを使って
・SharePointのList
・ExcelのTable
で作成したデータベースを操作する
アプリ開発を紹介しましたが
「勉強用に
わざわざデータベースを作るのも手間」
と思った
ずもらなあなたへ
既にあるデータ
Microsoft365Userの
データベースを使って
PowerAppsを
試してみませんか。
手順
1,PowerAppsを起動して
空から作成、名前もサイズも自由で
2,データの追加から>コネクタ>Office365ユーザーを選択
3,画面に、上部の挿入から検索条件用の
テキスト入力 TextInput1 を配置
(日付やDropDownなどでも構いません)
4,ギャラリーを配置する。
ギャラリーのレイアウトは自由ですが
タイトル、サブタイトル、ボディが良いでしょう。
実に沢山ありますが、とりあえず
表示名:DisplayName
部署名:Department
メールアドレス:Mail
役職名:JobTitle
事務所:OfficeLocation
携帯番号:mobilePhone
位を知っておきましょう。
5,ギャラリーに条件にあったデータを抽出する式
Office365Users.SearchUserV2({searchTerm:TextInput1.Text,top:5}).value
※この式をコピーせずに、順に手入力してみましょう。
ナビゲーターがちゃんとフォローしてくれます。
TextInput1.Text が抽出条件です。
とにかく、色々と入力して何が表示されるか試してみましょう。
6,一度保存して、プレビューで動作を確認してみましょう。
※数式にエラーがないか、事前に確認
それぞれのアイコンにエラーが表示されます。
さらに面白いのが
関数名 | 内容 |
---|---|
DirectReports | 指定したユーザーの直属の部下を返します。 |
管理者 | 指定したユーザーの上司のユーザー プロファイルを取得します。 |
MyProfile | 現在のユーザーのプロファイルを取得します。 |
SearchUser | ユーザー プロファイルの検索結果を取得します。 |
UserProfile | 特定のユーザー プロファイルを取得します。 |
特にDirectReports 直属の部下の一覧
Office365Users.DirectReportsV2({searchTerm:TextInput1.Text,top:5}).value
なども便利です。
色々と試してみてください。
※Filter関数を使っても実行出来そうですが
この365Userの場合、SearchUserが準備されています。
アプリの右上に
画像コントロールを追加してImageプロパティに
Office365ユーザー.UserPhoto(User().Email)
少しづつ親切な画面に仕上げましょう。