多く遭遇する失敗事例です。

私が勝手に使っている造語ですが

 

Mustのアプリ

・必要最低限の機能

・確かに操作できる

レベルのアプリです。

大体が

白画面に文字列やボタンで使用させています。

使い方が利用者に伝わりにくいので

説明会や勉強会を行ったり

サポート体制を準備、充実したり

いつまでたっても減らない問い合わせ

大変です。

Moreのアプリ

・利用者の事を考えて

・色々な心配りが出来ている

基本的な事はMustアプリと同じですが

ちょっとした配慮が沢山あります。

画面をみるだけですぐにわかります。

色使いやボタンの配置

作業の流れに応じた画面の表示など

最後に

「ご意見・ご希望があればこちらに・・・」と

コメントの機能があります。

Mustのアプリ

 作り手側の発想で作成された

Moreのアプリ

 ユーザー側の気持ちを考えた

の違いです。

はい、利用する側は

作り手側の苦労など関係ありません。

結果が勝負の世界です。

 

最初は両方とも同じですが

時間がたつと

・嫌われて評判が悪い(Must)

・徐々に評判が良くなる(More)

と大きな差が生まれます。

「えっ、でもそんな親切なアプリの開発には

 お金も時間もかかりそう」

実は、そうでもないです。

最初にMustアプリと作って

Moreアプリに向上させる

この手順であれば時間も費用も掛かります。

最初からMoreアプリの開発志向で作成すれば

時間も費用も同じで済みます。

ITスキルの問題よりも

どの様なアプリを作成するか

活かし方の方が勝敗を決めます。