続いて、同じ地中海の国

ギリシャの神話です。

紀元前1500年頃の草創期のお話

この時代言い伝え(口承形式)を

紀元前9世紀頃に

二大 叙事詩 

『 イーリアス 』

『 オデュッセイア 』

まとめられています。

『ムーサよ、あの男(トロイア戦争での英雄)の事を語ってください…』と懇願する形で始まり

現代でも映画やドラマの始まりに

良く使われていますよね。

草創期のお話がある所は

皆さん一緒の様ですが

その後は

ほぼほぼ、武勇伝のお話です。

何と云ってもの神様の数が違います。

最強の主神様は

皆様ご存じの ゼウス様 まで

24柱の神様

その中でも、比較て知られているのが

オリュンポス十二神

最高神ゼウス様と共の

ギリシャのオリンポス山に住まわれていました。

家系図は

・ゼウス

ギリシャ神話の主神であり最高神。神々の王。

・ポセイドン(ゼウスの兄)

ゼウスに次ぐ圧倒的な強さを持つ

海洋の王。海・泉・地震・馬・塩の神。

・アポロン

弓の名手で腕力も強く

ボクシングを創始した神でもあります。
文化的で柔軟な性格ですが

たまに屁理屈もこねます。

彼の恋愛はことごとく上手くいかないです

太陽の神になります。

一方、双子の女神 

アルテミス は月の神になります。

名前だけは知っている方も多いのでは・・・

もちろん

愛と美の女神はいます。

・アフロディーテー

ゼウス達のお父さんクロノスが

お祖父さんウーラノスのあの部分

切り取って海に投げ捨てる。

あの部分は海に漂い

そこから出た泡からアフロディーテは誕生

もちろん、交友関係は広く、沢山の子供がいます。

おっと、

・ゼウス様、愛人も多いですね。

一夫多妻の時代だったのでしょう。

当時の生活では

裸が自然だったようです。

地中海の温暖な地域ですが

当時は、もっと暖かったのでしょう。

リアルですね。

あそこの部分が折れて無くなっています。

多分、意外と小さく作られていたようです。

理由もちゃんとあります。

作成当時の誰か(男性)がモデルになったのでしょう。

シュメール人より現在の西洋人に近いです。

髪の毛は、やはりパーマのままです。

ギルガメッシュの像より技術も上達しています。

創世記の後のお話は、ほぼほぼ

神様の武勇伝ですので

神様 VS 魔獣・野獣は半人半獣です。

・テュポーン

星に届くほどの身長、手を伸ばせば地球の先にまで伸びる

・エキドナ(テュポーンの嫁さん)

上半身が美女、下半身はヘビ

・ヒュドラ

九つの頭を持つとされる竜。実は女の子

・キマイラ(なんと合成獣)

獅子の頭、羊の胴、ヘビの尾を持つ。口から火も吐ける

日本のゲーム業界が

喜びそうなキャラクターです。

そして

神様の武器もすごいです。

・ゼウスの雷霆

・ポセイドンの槍

は有名かも

他にも

・アポロンの弓

男性を射抜いた場合、痛みなしで死亡

・アルテミスの弓

女性を射抜いた場合、苦痛なく死

・エロスの弓

矢は二本あり

片方が熱烈な愛情を

もう片方は

どれだけ相手に求められても無関心

おいおい

何の役に立つのか???

 

当時の神話を理解するのは

古代の世界観は

地球は平たんで、周囲は海

その下をゾウさんや亀が支えてくれている。

これらを理解した上で

古代ギリシャの神様達の武勇伝を

ご覧いただくとわかりやすいかと思います。